Zapier(ザピア)を使って10分でタスクを自動化!プログラミングなしで業務効率をアップさせよう
毎日決まったタスクをこなしてばかりで業務効率が悪い・・・と悩んでいませんか?
今回ご紹介するZapier(ザピア)は、そんな毎日のタスクを自動化し業務効率をアップさせるためのツールです。パソコンの知識は必要なく、ポチポチっとするだけで様々なタスクを自動化できます。
この記事では、Zapierとは何か?その説明から、オススメZap、メリットとデメリット、IFTTTとの比較までお話していきます。
Zapierとは
Zapier(ザピア)とは、Facebook、Twitter、Gmail、Slackなどの2000種類以上のサービス同士を連携させて、日々の作業を自動化してくれるツールです。Zapierを使えば、プログラミングの知識無しで、選択肢を選ぶだけで誰でも簡単に自動化を実現できます。
例えば、メールに添付されたファイルをGoogleドライブにアップロードする、新しいファイルがアップロードされたらSlackで通知する、など本当に様々なことが自動化できるようになります。そのサービスの組み合わせは無限で、「こういう連携はさせれるかな?」と思うものは基本的に可能です。
料金は月額0ドルの無料プランから、企業向けの月額599ドル(約6万4000円)の有料プランまであり、それぞれの必要量に応じて選ぶことができます。
便利なオススメZap
Zapierでは、1くくりの連携の設定のことをZapと呼んでいます。その数あるZapの中でも、業務効率が格段にアップするオススメZapを紹介します。
- ・EvernoteでWordPressの記事を管理
- ・タスク管理アプリを更新したらGoogle Calendarへ反映
- ・特定のワードが入っているカレンダーのイベントをSlackに通知
- ・Facebook広告で獲得したリードをスプレッドシートに記入
- ・Paypelで取引した顧客のメールアドレスをメールマーケティングツールに取り込む
- ・Dropboxで新しいファイルが更新されたらSlackに通知
- ・Paypalの取引情報をスプレッドシートに記入
これらのタスクを毎日手作業でしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?Zapierでは、2つのサービスを組み合わせたシンプルなZapから、複数のサービスを組み合わせた複雑な設定のZapまで作ることができます。
ここで紹介したZapはほんの一部にすぎず、その組み合わせの可能性は無限です。ぜひ公式サイトで自分が普段しているタスクが自動化できないかチェックしてみましょう。
Zapierのメリット・デメリット
どれだけZapierが便利か分かっていただけたところで、メリット・デメリットについて見ていきましょう。
メリット
- ・2000種類以上のサービスを組み合わせ、作業の自動化を実現
- ・プログラミングの知識は不必要で、選択肢を選ぶだけで誰でも簡単に作成
- ・基本は無料で、必要量に応じて選べる豊富なプラン
- ・アプリ間でデータが転送されるため、データの安全性がある
- ・素早いカスタマーサポート
デメリット
- ・日本語対応していない
- ・日本のサービスとの連携があまりできない
Zapierで連携できる日本のサービスはChatworkとkintoneくらいしかない点がデメリットとして挙げられます。
しかし、皆さんが普段仕事上使っているのは海外のサービスが多いと思いますし、それらにはほとんど対応しているので、あまり大きなデメリットにならないのではないでしょうか。
他の点においてはデメリットは見当たらないですし、メリットがこれだけあるのでとても優秀なツールと言えますね。
ZapierとIFTTTの比較
Zapierと同じ業務効率化ツールでIFTTTというツールがありますが、Zapierとはどのような違いがあるのでしょうか。その機能に注目して比較していきたいと思います。
設定の自由度の違い
基本的な機能はほとんど変わらないのですが、大きな違いはずばり、Zapierの方が細かい設定が行える点です。
例えばIFTTTでは、「Aの状態になったらBを実行する」という単純な設定しかできません。しかしZapierでは、「特定のAの状態になったらBを実行してCも実行する」という細かいステップを設定することができます。
Zapierは設定できる項目そのものがかなり多く、遅延などの複数のステップを設定したり、2つ以上のサービスを組み合わせることができます。
料金プランの違い
IFTTTは完全無料で利用できるのに対して、Zapierはプランによっては有料になります。
簡単に言うとZapierは有料で多機能。IFTTTはZapierほど多機能ではないですが、無料で十分な機能を持っています。
以上のことから、IFTTTは単純なタスクを自動化したい個人向け、Zapierは複雑なタスクを自動化したいビジネス向けと言えます。業務効率化ツールを使ったことがない方は、初めは試しにIFTTTを使い、細かく設定したくなったらZapierに乗り換える使い方をオススメします。
また、IFTTは無料で利用できるため、単純なタスクはIFTTTで作成し、複雑なタスクはZapierで作成する、というような併用する使い方も良いのではないでしょうか。
まとめ
今回はZapierについてお話ししました。
残業を美徳とする時代は終わり、どれだけ業務を効率化させられるかが今のビジネスマンには重要になってきました。
ぜひ今回の記事を参考にして、毎日の面倒なタスクをZapierに任せてしまいましょう!
林田 寿徳
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