Mailchimpとは?初心者にオススメ!無料で使えるメール配信システム

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近年、インターネットの急速な普及により様々な情報配信ツールが出てきていますが、インターネットマーケティングにおいて使い古された感のあるメールマーケティングも実はまだまだ健在です。

ビジネスを成長させるためにメールマーケティングを活用することは、今後より重要になってくると言われています。

今回ご紹介するMailchimpは、そんなメールマーケティングを無料で簡単に始めることができるメール配信システムです。この記事では、Mailchimpとは何か?その説明から、主な機能、オススメする理由、料金体系、メリットとデメリットまでお話しします。

 

Mailchimpとは

Mailchimpとは

MailChimpとは、世界的に有名なアメリカのメール配信システムです。

利用者数は世界で2,000万人以上で、通常のメールマガジン配信はもちろん、ステップメール、レポート機能、外部ツールとの連携など、メールマーケティングに必要なあらゆる機能を揃えています。

非常に高機能のため、初心者の方には一見難しそうに見えるかもしれませんが、その画面や使い方はとてもシンプルなので、初心者の方でも使いやすいことが特徴です。

 

Mailchimpをオススメする理由

海外のサービスでなくても、日本には他にもメール配信システムはたくさんありますよね。なぜその中でもMailchimpがオススメなのでしょうか?

その理由には以下のことが挙げられます。

  • ・使いやすい(画面がシンプル)
  • ・低価格
  • ・メールマーケティングに必要な機能が全て揃っている
  • ・無料で始められる
  • ・連携可能な外部ツールが多い
  •  

最大で2000件の連絡先に毎月12000通のメールを送信できる永久無料プランは、まず国内のサービスにはありません。また、有料プランでも機能が豊富でありながら低価格なのもMailchimpの魅力です。画面がシンプルで使いやすいため、メール配信システムを利用したことがなくても、MailChimpは比較的簡単に使いこなすことができます。

こんなに高機能で低価格なメール配信システムは国内ではないでしょう。同じ機能のサービスがあったとしても、日本国内のサービスでは桁が一つ高くなるイメージです。

そんなMailchimpの機能の中でも、便利な機能をいくつか紹介していきます。

 

ステップメール機能

Mailchimpは無料でステップメール機能を使うことができます。

ステップメール機能とは、あらかじめ設定しておいたスケジュールをもとに自動でメールが配信される機能のことです。さらにMailchimpでは、無料プランでもその条件を細かく設定することが可能なのです。

また、オートメーション機能もあり、ユーザーの行動に合わせたメールの送り分けも簡単に行えます。例えば、Aのメールを開封した人にはBのメールを、未開封の人にはCのメールを送ることができます。

全員に同じものを送るステップメールより、さらにユーザーに合わせたメールマーケティングが可能になります。

 

マーケティング機能

MailChimpは、メールマーケティングに必要な以下の機能を全て揃えています。

  • ・スコアリング
  • ・顧客セグメンテーション
  • ・レポート
  • ・A/Bテスト
  •  

顧客セグメンテーションとは、ユーザーをセグメント(層)ごとに管理する事です。

例えば、とりあえず興味があって登録した人、商品を購入した人、累計購入金額が10万円以上の人、といったようにユーザーを分け、それぞれに異なるアプローチができるのです。

レポート機能では、メール配信後のインプレッションのデータを自動でまとめてくれます。開封率、クリック率、退会率の測定や、メールアドレス毎の開封回数まで簡単に知ることが可能です。

さらにClick performanceという機能では、どのリンクが全体の何%を集めているのかが分かります。これにより、メルマガ内で人気のコンテンツとそうでないコンテンツを把握でき、メルマガの質を上げるのに役立ちます。

 

連携可能な外部ツールが多い

売上規模が上がってきたり、新しいことを始める際に、必要な機能が足りずシステムの乗り換えを検討することがあるかもしれません。

そんな時、Mailchimpは連携可能なツールが多いため、それらと連携させるだけで、システムを乗り換える必要がないのです。

例えば以下のような連携が可能です。

  • ・SNSツールとの連携 → メルマガや登録フォーム、広告などをSNSに自動投稿
  • ・決済ツールとの連携 → 商品を購入したユーザーへフォローメールの送信
  • ・Eコマースとの連携 → 買い物かごに商品が残っていることのフォローメール、関連商品のおすすめメールの送信
  • ・顧客管理システムとの連携 → 資料請求や電話問い合わせ後のフォローメール
  •  

これらはまだほんの一部で、Google、Twitter、Facebook、Wordpress、Zapier、Slackなど、250以上のWebツールとの連携が可能です。

連携可能な外部ツールが多い

MailChimpの料金体系

MailChimpの料金体系

無料プランでは、2,000件の登録アドレス、月12,000通のメール配信が可能です。それ以上は有料になりますが、Standardプランまではかなりの低価格です。

無料プランで使える機能がとても多く、コスパの良さはどのメール配信システムにも劣りません。国内ではここまでの機能でこの価格はあまりないのではないでしょうか。

 

MailChimpのメリット・デメリット

MailChimpのメリット・デメリット

Mailchimpの凄さが分かっていただけたところで、メリット・デメリットについて見てみましょう。

メリット

・低価格

・無料プランでも機能が豊富

・メール作成が簡単

・レポート機能が充実

・使いやすい(画面がシンプル)

・メールマーケティングに必要な機能が全て揃っている

・連携可能な外部ツールが多い

 

デメリット

  • ・日本語対応していない
  • ・文字化けが起こる
  •  

元々海外向けのサービスなので日本語に対応していないのはもちろんなのですが、その他のデメリットとして、文字化けが起こることが挙げられます。

対策としては、件名を30文字以内に収めたり、文字コードの改行位置で、「続きを読み込む」の表示の前の日本語を分かりやすく調整する、などがあります。

このような対策をすれば文字化けは避けられますので、あまり大きなデメリットにはなりません。

 

まとめ

今回はMailchimpについてお話ししました。

近年のビジネスの世界では、いかにタスクを自動化できるかがカギになってきています。また、高度なマーケティング機能のあるメール配信サービスはビジネスには欠かせません。

Mailchimpを使って一歩進んだメールマーケティングをし、他のサービスと差をつけましょう。

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林田 寿徳

林田 寿徳

株式会社コンサルタントラボラトリー マーケティングディレクター 林田 寿徳 (はやしだ かづのり) 九州大学大学院総合理工学府卒業。長崎県出身。 大学院修了後はパナソニック(株)中央研究所で量子力学や半導体に関する研究業務に従事する。 その後コーチとして独立し1年目で年商1,000万円を達成。 独立2年目からはコーチ・コンサルタント・セラピスト・スピリチュアリスト専門のコンサルタントとして活動し年商1,500万円を達成。 ウェビナーを活用したWebマーケティングでクライアントが月商100万円〜1,000万円超え、集客自動化を達成するなどの実績が出ている。 自身も個人起業家時代からプロダクトローンチの仕組みを用いてオンライン教材を自動化し、月平均100万円の売上を完全自動化。 その後コンラボの講座に参加した際、代表の北野と出会いコンラボに参画。現在はマーケティングディレクターとして、オンライン教材の完全自動化や講座プロモーションをプロデュースしている。

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