もう、紛らわしい!(怒)
(株)コンサルタントラボラトリー金曜担当の額(がく)です。
昨日の朝のこと。
電車通勤の私は、いつもの埼京線に揺られていました。一時は痴漢発生率全国No1という不名誉な記録を打ち立てた埼京線。通勤ピークタイムを過ぎた8時半位になっても、まだまだ結構な混み具合です。
私を含め後発組の乗客たちは、席はすでに埋まっているので、掴みやすい手すりや吊革を求め毎日しのぎを削っています。(どこも掴めないこともしばしば)でも、昨日はラッキーでした。椅子の真ん前のポジションを確保することができたのです。
あとは前の席で読書に励む同年代のサラリーマンが早めに降りてくれるのを祈るだけ。そして近づく池袋駅。乗降客の多いターミナルです。
「まもなく池袋」のアナウンスで、前に座ったサラリーマンが慌ただしく本を閉じてカバンを開いてゴソゴソ。
これは間違いなく降りるやつだ!座れるなんて何日ぶりだろう!
期待に胸を膨らませながら、カバンを片付けているサラリーマンを見つめつつ、駅に着くのを待ちます。そして、駅に滑り込む電車。アナウンスとともに開くドア。サラリーマンは、カバンを閉じ・・・腕組みをして目を閉じ、そのまま動かなくなりました。
降りる寸前にそういう紛らわしいことするの止めてくれないかな!と腹立たしく思いつつ、次の駅は新宿。さらに大きなターミナルです。駅のホームに滑り込むと、パチっと目を開けてキョロキョロと周囲を見回す目の前のサラリーマン。
お、今度こそ降りるのか?
再び期待を込めて見つめると、ドアが開くと同時にサラリーマンは鞄を掴み、中からスマホを取り出して そのまま操作し始めました。
ほんと何なの! 期待持たせるだけ持たせて!
ちなみにこの後、渋谷でも恵比寿でも同じような紛らわしいことをしつつ結局降りなかったサラリーマン。寝過ごして折り返し運転 されてしまえばいいのに!などと逆恨みをしながら(笑) 私は乗り換えのため恵比寿で電車を降りたのでした。
事実と違う期待を持たせてない?
この一件、前に座った人がただ普通に座っていただけなら、「あーこの人は降りないか。今日はツイてなかったな」でおしまいなのですが、変に紛らわしい挙動をしたせいで、前に立つ人を無駄にイライラさせてしまったわけですね。
この件における私の心の狭さは一旦置いて・・・(苦笑)
情報発信しサービスを売る立場のあなたや私にとっても「紛らわしいことをしていないか?」と、自分を振り返る機会は必要だなと今回のことで思いました。
たとえばあなたがダイエット法を販売していたとして。
「2-3キロ確実に落とそう」という堅実メソッドなのに、15キロくらい変わってそうなビフォーアフター写真を使ったら。10キロ単位で痩せたい人が期待して読み進めた場合「違うじゃないか!紛らわしい!」と、商品と無関係なところで無駄に怒りを買う可能性があります。
他にも、男性向けなのにふわふわピンクの色使いとか、子供のいるファミリー向けなのに無駄にいかついフォントとか、ズレた見た目は誤解の元です。
・・・と、文字で書くだけでは伝わりづらい部分もあるので、次回は「イメージをズラさない簡単な方法」を1つご紹介しようと思います。
お楽しみに!
(株)コンサルタントラボラトリー
額 典子
コンラボ編集部
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