【必見】●●な色は合う!配色が苦手なら…

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『アントレラボ|ビジネスアカデミー』金曜担当の額(がく)です。

配色。色選び。

何と悩ましい響きでしょう。

私もデザイナーを名乗っていますが、ピタッとくる配色を選ぶのは未だにイマイチ苦手です(苦笑)

今日は、そんな私が配色について初心者デザイナーの頃に助けられた、”ある理論”をお届けします。

調和する色は・・・ここにある!

今日は結論からお伝えしますと、自然界にある色はだいたい調和している…のだそうです。

出典を忘れてしまって今調べても出なかったのですが…

私たちに使いやすいように言い換えると、こういうことになります。

自然の風景を写真に撮った時、その写真の中にある色はちゃんと調和している…と言われてもイメージが湧きづらいと思いますので、一つ具体例を出してみます。

例えばこの写真。

この写真の中にある、

・たんぽぽの花の黄色
・葉の緑色

の2色は調和しているので一緒に使っても大丈夫、ということになります。

ただ単に「緑」と言ってもいろんな色味があるわけで、結局どれが合うのか分からない…という悩みが、これでちょっぴり解決します。

何せ、ただ写真を用意して色を採ればいいのですから。

さらに良いことには・・・

この「自然界から色を採る」方式には、もう一ついいところがあります。

それは、そこはかとなく季節感を表現できる…ということなんです。

もう少し詳しく説明しますね。

まず、先ほどのタンポポ畑を含め、わかりやすい四季の風景を用意し、季節のバナーを作ってみます。

春夏

秋冬

どうでしょう。

デザイン上「SPRING」などの文字を入れましたが、この文字がなくても何となく季節を感じないでしょうか。

特に「春」と「夏」を比べると、同じ”黄色”や”緑色”でも色味が違うのが分かると思います。

ちなみに・・・

季節感を例に出しましたが、他の雰囲気づくりにも使えます。

例えば、「南国のビーチ、花、鳥」などの写真を持ってくれば”南国っぽさ”を出せますし、

「クリスマスの飾り付け」の写真を持ってくれば”クリスマス感”が出せます。

個人的な印象としては、ちゃんとライティングを考えて撮影された写真なら、自然のものでなくてもだいたい調和してそうに思います。

※コラージュや極端な補正がかかっている写真は注意です

あるいは、雰囲気の良い絵やイラストを代わりに使ってもいいかもしれませんね。

というわけで、「写真から色を選ぶ」話はいかがだったでしょうか。写真を用意して選ぶだけなので簡単ですよね。

私が駆け出しの頃はこの理論に非常に助けられました。「根拠がある」のは非常にありがたいのです。

ただ、今は世の中も進んでまして、「いいかんじの配色を提案」してくれる(しかも無料)お手軽なサービスもあります。

キーカラーが決まっていて、それに合う色を探したいときにめっちゃ重宝します。

これも機会があれば紹介しますね。

アントレラボ|ビジネスアカデミー
額 典子

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