ブーム+必要性=売れるアイディア
(株)コンサルタントラボラトリーの
長嶋です
1849年にカリフォルニアで
「ゴールドラッシュ」というブームがありました。
「金が発見された」という噂が流れ、
金脈を探し当てて一攫千金を狙おうとする人々が
カリフォルニアに殺到しました。
土佐出身の漂流民である、あのジョン万次郎も
ゴールドラッシュ期のカリフォルニアに
金を採りに行ったと言われています。
当時カリフォルニアには10万人以上の人々が
金を目当てに群がり、
3年後にはその数は40万人になったとも
言われています。
で、この「ゴールドラッシュブーム」で
一体、どれくらいの人達がお金持ちに
なったのかというと、、、
実際にお金持ちになった人は
40万人のうちの1%にも満たなかった、
と言われています。
つまり、
金はほとんど取れなかったのです。
そもそも「金が取れる」という情報自体が
デマだった、という説もあります。
それで、結局、金は出なかったのですが、
この「ゴールドラッシュ」というブームの陰で
大金を稼いだ男がいました。
その男は名は「サミュエルブラナン」。
サミュエルブラナンは
カリフォルニア中のツルハシやバケツを
買い占め、
金を目当てに集まってきた人達に
それを何倍もの値段で
売ったのです。
現代で言うとこの「転売」をしたわけですね。
この「転売」でサミュエルブラナンは
億万長者になったと言われています。
ブームを利用すると、
稼げるビジネスアイディアが
作りやすくなります。
「ブームに便乗する」
と覚えておけば、ブームが来た瞬間に
「アイディアを作るチャンスだ」と
気が付けるようになります。
例えば、
iPhoneというブーム1つとっても
カバーや充電器や修理業と
色々なビジネスが生まれました。
さらに、高齢者に向けた
iPhoneの使い方を教える教室や
情報ノウハウ販売といったビジネスもあります。
何かのブームが来たら
新しいビジネスが生まれるチャンスです。
そのブームの周辺で生まれる
必要性(ツルハシ、iPhoneカバー、iPhine使い方)
は何かを考え出せれば、
複数のビジネスアイディアを
作ることができます。
「ブームに便乗する」
これを忘れないでください。
(株)コンサルタントラボラトリー
長嶋一輝
コンラボ編集部
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