もっと音を聞いて!
おはようございます。
(株)コンサルタントラボラトリーの額です。
先週のある日、家族が昼時に
「ココイチカレーなう」
と写真を送りつけてきました。
その写真のせいで、
頭の中が完全にカレーになったので、
その日の昼食はココイチに決定。
そして、オフィスからほど近い、
さほど広くないココイチの
カウンター席に座って待っていると…
カウンターの中で、
「研修中」の名札をつけた
初々しい若者が働いていました。
待っている間は暇なので、
見るとはなしに見ていると、
彼は少し奥まったところに移動し
何やら黙々と在庫の補充を始めました。
少しして、指導係であろう
ベテランっぽい女性が
鋭く出した指示がこちらです。
「もっといろんな音を聞いて!」
◆まわりで何が起きているか?
言われて聞いてみると、店の中では、
常にいろんな音が聞こえています。
客がドアを開けて入ってくる音。
オーダーを取る声。
調理終了を告げるタイマーの音。
レジへ向かう客の足音。
などなど、などなど。
これらに常に耳を澄まし、
店の中は今どういう状況で、
そこで自分が何をするべきか
常に考えて動いてね、という話でした。
言っていること自体は
仕事を進める上で普通のことですが、
「音を聞いて」という指示は
個人的になかなか斬新に響きました。
◆そして、自分はどう動くべきか?
全体の流れを把握して、
その中で自分がどう動くかを考える。
チームでビジネスを進める時はもちろん、
一人で取り組んでいる時でも、
この「全体を見る」視点は重要です。
例えばセールスレター1つ取っても、
見込み客はどこからどうやって来て、
どんな状態でそれを読むのかを
考えて書かないと、成果には繋がりません。
メールを1通送るにしても、
そのメールは何のために送っていて、
読んだ人にどうなってほしいのかを
しっかり考えて書かないと、
内容がぼやけてしまいます。
そして、スケジュール管理にしても、
全体が見渡せていない状態だと、
どこまで目の前の作業に
時間をかけて大丈夫なのか、
判断できないですよね。
プロジェクト進行は、
こういうことを常に意識しないと
かなりの確率で事故るので、
本当に気をつけて臨んでいます。
よく見て、よく聞いて。
この話が、あなたのビジネスの
参考になれば幸いです!
(株)コンサルタントラボラトリー
額 典子
コンラボ編集部
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