[斬新]仏具の鋳造技術で開発した商品とは?
おはようございます。
(株)コンサルタントラボラトリーの額です。
我が家では、平日の朝には
NHK「おはよう日本」を見ています。
家族を急かしつつ
朝食準備やら身支度やらなので
そんなにじっくりは見られませんが…
そんな中、商品開発の面白い事例を
紹介しているのを見たので、
今日はシェアしたいと思います!
◆伝統の技を活かした挑戦
紹介されていたのは、
伝統工芸品の「高岡銅器」さん。
ルーツは400年前にさかのぼり、
元々は梵鐘、仏像、香炉、仏具から
日用品まで幅広く手がける
クオリティの高い伝統工芸品。
ただ、バブル以降は売上の減少や
職人の高齢化に悩んでいたようです。
その状況を変えるために、
伝統の技を活かして作った商品が…
◇kanpai bell
https://www.super.co.jp/kanpai-glass
結婚式などの
特別なハレの日を演出する、
真鍮製のグラス2個セットです。
お聞かせできないのが残念ですが、
飲み物を入れて乾杯すると
めっちゃいい音が鳴ります。
(ただし炭酸系を除く)
その響き方は、
仏具のリン(※)の技そのもの。
※木魚とセットで
「ポク、ポク、ポク、チーン」と
鳴らすアレです
ほんと、めっちゃ響いてましたから…
「邪気を祓い、場を清める音」
というグラスの売り文句も、
仏具とか大仏とか作ってる
人たちの言葉だと信頼感も抜群です。
「そうきたか、なるほどなー」と
朝から衝撃を受けつつ
その日は出社しました。
◆技術やスキルの意外な使い所。
実は、これは高岡銅器さんたちの
取り組みのほんの一例。
その他にも、
産官連携で新ブランドを作ったり、
こち亀やサザエさんといった
漫画の銅像を多く作るなど、
色々と取り組んでいるとのこと。
キャラ銅像のクオリティも、
確かな技術に裏打ちされて
そりゃあもう素晴らしいです。
「伝統工芸」という枠を外し、
多彩な鋳造技術や
研磨・着色・彫金の技術に
フォーカスした結果、
可能性がものすごく広がったんですね。
あなたも、
今いるジャンルの枠を取り払って、
知識やスキルそのものを軸にしたら、
思わぬ新しい可能性が
見つかるかもしれません。
今回の事例を、
ぜひ参考にしてみてください!
(株)コンサルタントラボラトリー
額 典子
コンラボ編集部
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