今、お客様が喜ぶサービスはコレ。
(株)コンサルタントラボラトリーの
長嶋です。
今から10年ぐらい前までは、
「大量生産大量消費」がビジネスの中心でした。
「3C」「一億総中流時代」「新・三種の神器」
などと言われていた時代があり、
豊かさの基準は、周りと同じモノを持つことでした。
今でもコンビニやファストフードなど、
どこでも同じものが手に入るという生活が
ビジネスの「正解」になっている部分も
あります。
『成功すればするほど世の中は画一的になるという
一つの公式が出来上がっていった』
とは、元東京電力会長の言葉ですが、
いまの時代、この「公式」は徐々に
成り立たなくなってきていると思います。
「たくさんモノがあること」が当たり前になり、
何の特別感も無くなりました。
逆に「断捨離」がブームとなり、
「モノを捨てること」が
豊かになるための手段と言われるようになりました。
時代と共に「豊かさ」の基準が
「量」から「質」へ変化してきています。
それで、
この「質」を上げるための
キーワードが「カスタマイズ」です。
「オーダーメイドのスーツ」や「オーダー家具」などは
今まではどちらかと言えば高級なイメージでした。
しかし、インターネットの普及が
企業の大幅なコストカットや
ビジネスチャンスの拡大をもたらし、
「カスタマイズ製品」の間口を広げました。
例えば、
DELLコンピューターは、
基本となるマシンを選んだ後、そこに搭載する
OSのスペックやOfficeソフトの有無、
セキュリティソフトのスペックなどを
カスタマイズできるサービスを競合他社に先駆け提供し、
大きな成功を納めました。
このサービスにより消費者は、
必要以上のスペックを搭載しているPCを買わずに済み、
さらに、コスト面でもパフォーマンス面でも
満足できます。
画一的な大量生産製品で起こりがちな
サービスのミスマッチを減らしました。
さらに、
いまや誰もが当たり前のように使っている
スマートフォンでは、
端末の容量、アプリや音楽など
多くの機能やスペックを自分の使いやすいように
カスタマイズしています。
そして、TwitterやFacebookなどのタイムラインも、
自分でカスタマイズした情報の集まりです。
与えられた情報を受け取るだけの新聞やテレビから、
情報をカスタマイズするタイムラインの時代に
なりました。
「オーダーメイド」「カスタマイズ」
というキーワードに着目して、
それを自分のビジネスに取り入れることで、
お客様に喜ばれる「サービス」を
提供できると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
(株)コンサルタントラボラトリー
長嶋一輝
コンラボ編集部
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