コーチングで独立し必ず成功する方法とは?
現在、注目されている「コーチング」ですが、独立開業をするために資格を取る人も増えてきています。しかし、成功を収めることができるのは、どの業界も同じですが、一握りの人たちです。独立して成功するために押さえておきたいポイントやコーチングの資格について、良いところだけではなく悪いところも含めて全てご紹介します。
そもそもコーチングの資格とは?独立へのサポート体制は不十分
そもそも「コーチ」という資格は筆記試験によって資格を取ることができます。コーチは面談して相手と直に対峙して対応することが重要な仕事のうちの一つですが、資格を取得する場面ではそういった面接試験などはありません。資格を認定してくれる認定機関から出される問題などのパターンを覚えておけば、試験自体は合格することができます。
この筆記試験のみで合格を与えている体制がコーチングの質を下げているとも最近は言われています。また、資格に合格するために3年間、認定機関で開催されている講義に毎週出席することで、周りの参加している人たちとの情報交換やコミュニティーが生まれます。こういった場所での人間関係などで、独立した後もうまくいくかどうかが決まります。
ただ、3年間の講義が終わって試験に合格すると、その後の仕事につながる、または独立をするためのサポート体制がありません。資格は保有していても、どうやってこの資格を活かしていいのかが分からない状態になるのです。また、そうこう悩んでいるうちに、コーチングのトレーニングや実践からも離れてしまい、コーチングの感覚が鈍ってくるのです。また、コーチングは年々進化しているので、日々の勉強も欠かせません。勉強に付きっきりになり、独立をしようとしても、その方法を探す前で諦めてしまい人たちもいます。
コーチングで独立し幅広く顧客を獲得する!スポーツ選手から芸能人まで
コーチングをする相手、つまり顧客は本当に幅が広いです。今まで積み重ねてきた自身のコーチングを顧客に伝えることで相手に感謝され、そして心の底から必要とされていると、コーチングをしていると実感することができます。コーチングを勉強している人や独立してみようと考えている人は、こういった「価値のある情報」を提供したいと考えている人が多いはずです。
そして、コーチングを必要としている人も、「コーチングの価値」を知っている人たちが多いです。会社の経営者であったり、スポーツ選手や芸能人まで幅は広いです。一般的には上流階級にいる人たちが多いです。会社経営者は、仕事を取り組むときの考え方や部下などの管理の仕方などを知りたくてやってきます。
スポーツ選手は有名になると、専属の担当者が付くほどに「精神的なケア」というのは大切にしています。これは芸能人も同じ理由でコーチングに興味を持っています。さらに、同業種であるコーチもコーチングを受けにくることもあります。独立している人のなかには、あえて顧客の業種を絞っていたり、他とのサービスの差別化を図っている人もいます。
独立して専業コーチになっても現実は厳しく兼業コーチになる人も
どの世界でもあることですが、このコーチングの世界でも独立して成功する人のほうが少ないです。「コーチ」の職業では日本よりも進んでいるアメリカのデータでは、平均して月に5万円~6万円しか稼げていないということです。日本よりも当然、アメリカのほうがコーチングは有名です。そのアメリカでこの数字だと、日本でのコーチングはさらに厳しい数字になることが予想できます。
ましてや、日本では認定機関での筆記試験を合格した後のサポート体制がありません。一から自分で営業をして、コーチング以外にも開業資金を集めたり、営業をしたり、または経営のことも勉強をしなければいけません。このような状態だと、コーチングで独立しようと考えるより「土日に副業でコーチングをしよう」と考える人が増えることも十分に考えられます。
まずは独立開業をするときには、「専門家」に開業をするための資金にどれぐらいかかるのか、など経営に関するアドバイスを聞いたほうがいいです。自分で勉強をして、経営面まで把握することは効率的ではありません。
実際にコーチとして独立した後は・・・
それでは、実際にコーチとして独立した後の仕事をみていきましょう。コーチの資格を取得してからの独立になるので、当然ながら「本当に全くの最初から」という状況です。
普通であれば独立して間もない頃は、以前働いていたところからの「常連客を引っ張って」きたりするのですが、日本のコーチングの場合は、個人でコーチングをしている人が多いです。一人でコーチングをしている人が多いので「常連客を引っ張ってくる」というのも難しいです。
また、昔の知り合いや家族などに営業を掛けたりしますが、コーチングはその点も厳しいです。友人などに「コーチングをするから報酬をくれ」と言っても、相手にしてもらえません。コーチングという仕事は、自分から相手に「コーチングをしてあげるよ」と言っているうちは駄目なのです。
本当に必要としている人に向けて質の良いコーチングを提供することで、信頼関係が生まれて顧客へと結びついていきます。こうした顧客との強い信頼関係で結ばれると、口コミなどで評判が広がり、人脈が一気に増えていきます。
独立したコーチのなかには月収100万円以上の人も!成功する方法とは
現在、徐々に日本でも広まりつつあるコーチングですが、成功している人も当然ながら存在しています。独立して月に100万円以上稼ぐ人たちもいます。もっと言えば、独立したその月の売上が100万円超というコーチも存在します。
また、成功しているコーチのなかには世界中を旅しながら顧客にコーチングしている人もいます。今はスカイプといったテレビ電話が普及しているので、ネットが通じるところであれば、世界中のどこにいてもそこが仕事場になります。これも顧客との信頼関係が深いからこそできるコーチングです。ある段階にいけば、直接対面しなくても、「声だけで」十分にコーチングをすることは可能です。
このような成功している人たちには、基本的な部分では同じことをしています。その上でネットを使用したり様々なサービスを展開していますが、大事なところは「共通」しています。コーチングでは、独立している人の数が少ないので中々その大事なところを知ることはできません。しかし、独立するための「専門家」に相談しアドバイスを受けることによって、独立するために必要なノウハウを知ることは可能です。
コーチングの今後、日本で普及するのか
少し前だと、「コーチング」という言葉すら聞くことがなかったですが、現在は少しずつ浸透しています。コーチングの専門機関による努力が大きいと言えます。形態的に学びやすく編成し、勉強方法やトレーニングなどを教えています。さらには試験を通じて認可制度を導入するなど、その貢献は大きいです。それでも、まだまだ独立を準備したりするサポートが必要な部分もあります。
現在は一部の情報に敏感な人たちがコーチングについて、かなり正確にその重要性を理解しています。しかし、一般的なレベルまで広がりを見せるにはもう少し時間がかかりそうです。それでも少しずつ増えていることも確かなので、専門的な知識を持つコーチからコーチングを受けるという生活スタイルがアメリカだけでなく、日本でも浸透する日も遠くないでしょう。
コーチングという仕事は、顧客と深いところでつながりを持つことができる仕事です。顧客の悩みやコンプレックスを解消し、さらにプラスの方向に押し上げることで、顧客の信頼を獲得できます。そして、それが仕事の成功にもつながり、自身の大きなやりがいにもなります。
コンラボ編集部
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