売上を左右するメール配信システムの比較・選定法
Facebook、ツイッター、ブログが注目を浴びていますが、これらの媒体は基本的にプル型メディアです。インターネットメディアの中で、唯一のプッシュ型メディアと言っても過言ではないのがメールマガジンです。
様々なインターネット上での集客手法が出てきていますが、メルマガが売上に一番寄与しているというのはネットマーケティング業界では共通の見解だと思います。
ただしこのメルマガにも欠点があります。それは、届かない、もしくは、開封されないということです。どんなにメールアドレスを集め、件名を工夫し、面白い文章を書いても、メールが届かなければ意味がありません。
そこで重要なのが、メール配信システムです。利用するシステムによっては、迷惑メールに入りやすくなっている場合があります。到達率が数パーセント変わることで売上が大きく変わる可能性すらあるのです。
そこで、この記事では、オススメのメール配信システムを複数紹介しつつ、その比較・選定についてお伝えしていきます。もちろん、システムのみならず、使う言葉や内容によっても、到達率・開封率に差が出ますので、その留意点も合わせて解説しました。早速ご覧いただき、あなたに最適のメール配信システムと、読まれる方法を入手してください。
目次
あなたに最適なメール配信システムは?
メール配信システムがビジネスの売上を左右するとお話しましたが、それではいったいどの配信システムを選択するのが良いかが気になるかと思います。
先に結論から伝えてしまいますと、配信数、費用、機能がそれぞれの配信システムによって変わってくるので、ご自身の状況にあわせて選択する必要があります。
まず考える必要があるのが、送るメールが何通あるのか?です。
100件のメールを送るのか1万件以上送るのかで配信システムも変わってきます。
数件であれば普通にパソコンからメールソフトで送っても良いです。
以下、いくつかおすすめの配信システムをご紹介いたします。
同報メール配信ソフト Mail Distributor
数百件であればこんな無料のソフトがありますのでこちらを利用しても良いかと思います。
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J-city
弊社には8万人を超える読者さんがいらっしゃいますので、配信数上限がないJ-cityという配信サービスを選定しています。
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アスメル
1万件以内であれば、アスメルはコスト的にも初心者の方におすすめです。
オートビス
オートビズは、サポートがしっかりしているので初心者にも安心です。
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エキスパートメール
エキスパートメールは条件によって料金プランが分かれているので状況にあわせて選べる事が可能です。
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あなたのメルマガは読まれていない!?
各サービスを利用する上で一つ注意点があります。
それは定期的に到達状況をチェックする事です。
到達率が良いサービスも利用者の状況によって届きづらくなる事が起こります。
定期的に数値をチェックして数値が大きく変わってきた場合は他のサービスに乗り換えて見るのも検討する必要があります。
メルマガが読まれているかをチェックする方法
メルマガが読まれているかのチェック方法ですが、2つの方法があります。2つの方法のいずれの場合も以上に数値が下がっていないかを定点観測をしてチェックする事が大切です。
1つ目:開封率の確認機能
メール配信サービスによっては開封率をチェックする機能がありますのでその機能を使うと簡単に開封状況が確認できます。ただしHTMLメールという形式でないと利用できない点に注意が必要です。
2つ目:クリック解析機能
メール本文中にあるURLを何回クリックされたかを測定できる機能です。
これも導入はメール配信サービスの多くに機能が予め備わっていますのでそちらを使うのが簡単です。
クリック解析は短縮URLという機能が使われてカウントできるようになっています。
こちらの機能は配信サービスを変えてしまうと過去のURLが無効になってしまいますので多少手間はかかりますが独自の短縮URLツールを導入すると使いまわすことができます。
「独自 短縮URL ツール」などで検索してみるといくつかツールが見つかりますので良さそうな物を選択されてみてください。
ちなみに、クリック測定ができる短縮URLの一つとして無料で使えるBitlyというサービスもあります。
Bitlyは、多くのスパマーが利用したためBitlyのURLが本文中に入っていると迷惑メール入りやすいなどのリスクも生じるようになりました。ですので、独自のツールを使用することをお薦めします。
読まれるメルマガの条件
それでは、配信システム以外で開封率、到達率を上げるための方法についてお伝えしていきます。
大前提としておさえておきたいのが小手先のテクニックではなく読みたいメルマガなのかどうか?これが一番重要です。
あなたのメルマガを心待ちにして迷惑メールに入っていたとしても探しだしてくれる、、そんな関係を読者さんと構築できる事が理想です。
その上で読んでもらいやすくするテクニックがはじめて有効になりますのでくれぐれも、上記の点をおさえておきましょう。
開封率を上げるために
まず開封率を上げる一番の施策はメールの件名を工夫するということです。
毎日たくさん送られてくるメールの中で読むか読まないかを件名で判断しています。この件名を思わず読みたくなる文章にすると開封率が上がります。
インパクトのある件名を考えるのは少し大変ですので参考となるお薦め書籍をご紹介しますね。
『バカ売れキーワード1000』
出版社: KADOKAWA/中経出版
堀田 博和 (著)
様々な切り口のキャッチコピーが1000例ありますのでその中から選んでアレンジすると良いです。
到達率を上げるために
続いて到達率を上げる方法ですがメール本文自体で改善できるポイントを2つお伝えします。
1つ目:URLをたくさん記載しない
つい宣伝としてホームページやブログ、Facebook等々のURLを記載してしまいがちですがスパムメールと判断されてしまう可能性が高くなります。
各種URLが記載されているページを作成してそのURLだけを記載するなのどの工夫をしてなるべくURLの記載を少なくしてください。
2つ目:使う単語に気をつける
暴力的な表現等を記載すると同じく迷惑メールに入りやすくなります。
ニュースの引用する時など単語に気をつけるようにしましょう。
どうしても伝える必要がある場合は単語の一部を●●など一部マスクをして記載するなどの工夫をされてみてください。
最後に繰り返しになりますがテクニックはあくまで枝葉の部分です。
あなたのメルマガが読みたい!と思っていただける事が一番大切なことですので心に留めていただければと思います。
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中里 誠
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