オンラインサロンの始め方が10分で分かる!【失敗しない始め方・成功の秘訣】

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ここ数年で「オンラインサロン」という名前をよく聞くようになりましたよね。

ホリエモンこと堀江貴文さん、キングコングの西野亮廣さんなど、有名人のオンラインサロンが超有名です。しかし、最近では芸能人や大企業の社長といった有名な人でなくても、オンラインサロンを自分で作って運営するという人は、数年前と比べて圧倒的に増えています。

これを読んでいるあなたは

  • 「オンラインサロンを作ってみたいけど、どう作ればいいか分からない」
  • 「そもそもオンラインサロンというものがよく分からない」
  • 「どのようにオンラインサロンに人を集めればいいか分からない」

という疑問をお持ちでしょうか。

 今回は、「オンラインサロンをこれから作っていきたい」「自分のビジネスの1つとしてオンラインサロンを運営していきたい」という人向けの内容となっています。今回の内容を読むことで、オンラインサロンの作り方・運営の仕方の全体像がわかるだけでなく、あなたが作ったオンラインサロンが、しっかりとあなたのビジネス(=売上)につながるでしょう。

2020年現在、とても多くの人がオンラインサロンというビジネスに参入してきています。そのため、今の時期が参入するラストチャンスと言えるでしょう。ぜひ、質の良いオンラインサロンを運営するための「最初の一歩」を踏み出しましょう。

 

目次

1.オンラインサロンとは?

オンラインサロンをこれから作る上で、オンラインサロンとは何かを確認しましょう。既に知っているよ、という人も、改めて確認することで新しい気づきが生まれるかもしれません。

 

1-1.オンラインサロンの概要

オンラインサロンを簡単に言うと、「月額会員制で、インターネット上で展開されるクローズドなコミュニティ」のことです。つまり、会員だけで広がる内輪のコミュニティです。もう少し分かりやすく言うと、好きな人、好きなことにお金を払って集まる有料ファンクラブのようなものです。他では、有料メルマガの拡張版とも言われています。

オンラインサロンの会員以外は見ることができないクローズドな空間なため、外に情報が洩れる心配がありません。普段オープンに話せない内容も、オンラインサロンの中では気にすることなく話すことができます。

Facebookが主体で有料の会員制なため、誹謗中傷などの書き込みが全くなく、荒れづらいことも特徴です。また、オフ会を開催されることもあり、オンライン・オフラインという垣根を超えて、コミュニティが広がるオンラインサロンもあります。

さて、世の中にはどんなテーマのオンラインサロンがあるのでしょうか?テーマの例をいくつか挙げてみましょう。

  • ・ビジネス
  • ・株
  • ・政治経済
  • ・占い
  • ・恋愛
  • ・スポーツ
  • ・ゲーム
  • ・食
  • ・ファッション
  • ・美容
  • ・英会話

などなど、様々な専門知識、専門技術を持った人たちがオンラインサロンを立ち上げています。これら以外にも、数多くのジャンルでオンラインサロンのニーズが広がっているのが現状です。

 

1-2.なぜこれほどオンラインサロンが人気なのか

では、なぜこんなにもオンラインサロンが話題となっており、人気なのでしょうか。おそらく人気である理由は以下の5つと考えられます。

 

1.クローズドな環境

サロン内の会員以外の人に見られることがないので、周りに気にせず書き込みすることができます。

 

2.オンラインで交流できる

同じテーマの元に集まった人たちと、オンラインで交流することができます。ここ数年、交流することに重点を置く人が増えつつありますので、人気の一つとなっているのでしょう。

 

3.有名人と距離が近くなれる

有名人が運営するオンラインサロンの場合、運営者である有名人との距離が近くなれることも理由の1つです。普段なかなか交流できない人ほど、その価値は高いでしょう。

 

4.自分から発信できる

自分から何かしら発信したくても、ブログやメルマガ、YouTubeなどで発信することに抵抗がある人は意外と多いです。そのような人でも、オンラインサロンであれば、クローズドな環境なので気軽に発信することができます。

 

5.特別な情報を入手できる

オンラインサロンは有料会員制のコミュニティのため、その中でしか得られない情報もあるでしょう。そのような価値の高い情報を得られる手段として利用する人も多いようです。

このような理由が、今オンラインサロンが注目されている理由です。

 

1-3.オンラインサロンのサービスタイプ

一口にオンラインサロンと言っても、様々なタイプがあります。ここでは3種類のオンラインサロンタイプをご紹介します。

 

1.ノウハウタイプ

趣味やビジネス系のオンラインサロンに多いタイプです。運営者からほぼ一方的価値の高い情報やノウハウを会員向けに提供されます。「交流することよりも価値の高い情報がほしい!」そのような人に向けと言えるでしょう。

 

2.参加者同士の交流タイプ

決められたテーマの元、それに興味がある人が集まり、交流を図ることができるタイプです。芸能人が運営するオンラインサロンに多いタイプです。情報やノウハウよりも「自分の好きなテーマについて、誰かと話したい!感情を共有したい!」という人向けと言えます。

 

3.人脈作りタイプ

最後は人脈作りを目的としたタイプです。ビジネス系に多いタイプで、「オンラインサロン内で一緒にビジネスができる人脈を作りたい」という人向けです。

これからオンラインサロンを作りたいという人は、まずは自分がどのタイプのオンラインサロンを作りたいかを考えると良いでしょう。

 

2.代表的なオンラインサロンの例

それでは、世の中にはどのようなオンラインサロンがあるかを少しだけ見ていきましょう。ここでは、会員数が1000人以上で、かつ起業、ビジネスをされている人向けのオンラインサロンを5つご紹介します。

 

2-1.HIU(堀江貴文イノベーション大学校)

言わずと知れたホリエモンこと堀江貴文さんのオンラインサロンです。

月額10,800円と、オンラインサロンの月額費としては高い金額ですが、普通に起業したい人だけでなく、HIUが主催する様々なプロジェクトやイベントに参加したい人向けのオンラインサロンとなっています。

HIUのオンラインサロンの中に40個以上の分科会に分かれて様々な活動が展開されています。

 

2-2.西野亮廣エンタメ研究所

キングコングの西野亮廣さんのオンラインサロンです。

月額1,000円で入会できることから、2020年時点で会員数は4万人以上という超巨大オンラインサロンとなっています。主催者の西野亮廣さんの思考や発想、プロジェクト、日常のことまで記された毎日の日記を見ることができます。

さらに、西野亮廣さんが手がけるプロジェクトに参加したり、メンバーと議論できるようです。

 

2-3. PROGRESS

オリエンタルラジオの中田敦彦さんが運営するオンラインサロンです。

月額5,980円で、中田さん本人が運営するYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の収録を生観覧することができたり、毎朝の生配信に参加できたりと、ファンにとっては盛り沢山な内容となっています。

 

 2-4. 渡部建のとっておきの店こっそり教えます

アンジャッシュの渡部建さんが運営するオンラインサロンです。

月額5,000円で、食べログには掲載されていないような、知る人ぞ知る、渡部建オススメのお店が知れます。

さらに、お店情報を知るだけでなく、お店で渡部建を囲んで、グルメ談義できるようなオフ会も毎月開催されており、渡部建ファンだけでなく、グルメ・食通の人も多く参加しているようです。

起業、ビジネスに興味がある方にとって、より良い人脈を広げる手段の一つとして、このような貴重なお店情報を知っておくと、大切な人と会食をする際に使えるのではないでしょうか。

 

2-5.人生逃げ切りサロン

上記4つは元々知名度がある芸能人や有名人が運営するオンラインサロンをご紹介しましたが、最後は、やまもとりゅうけんさんの運営するオンラインサロンです。

この人生逃げ切りサロンでは、プログラミング、ネット物販、エンジニア向けの様々なノウハウを学べるオンラインサロンとなっています。オンラインサロンの中で高単価案件のやりとりがあったりと、フリーランスでビジネスをされている人向けのオンラインサロンと言えるでしょう。

 

 2-6.過去に盛り上がっていたオンラインサロン

最後に、現在は閉鎖されていますが、過去盛り上がっていて注目されていたオンラインサロンをご紹介します。

 

■女性の働き方をクリエイトする<大人の女子校>

大人の女子校では、20代~50代の主婦の方、起業したい方、会社員の方、フリーランスの方、会社経営の方など立場の違う女性の方が自分らしい働き方を考え、学び、実践するビジネスを学ぶコミュニティです。

※大人の女子校は女性限定のサロンです。

・夢や理想得を形にしたい方

  起業したい、自宅サロンを開設したい、コンサルタントになりたい

・困っていることを解決したい方

  商品が決まっていない、お客さんがいない、価格のつけ方がわからない

・自分らしく働きたいすべての女性

そんな女性の方におすすめです。

 

■小室哲哉‐TK Culture Gathering

こちらのサロンは“カルチャーの未来”をテーマに、音楽に限らずテクノロジーやエンターテイメントの最先端を、各分野のプロフェッショナルなゲストを迎えて学んでいくクローズドなチーム。

・ここでしか観られないTK対談映像を観られる

・価値観の近いアクティブな仲間と交流ができる

・TKスタッフから出演情報などが得られる

オンラインサロンは著名人と直接的に関係を持てる場なので、小室哲也と関わりながらカルチャーの未来を学びたい方におすすめです。

 

■アントレラボ

過去、弊社コンサルタントラボラトリーが運営していたオンラインサロンです。

オンラインサロン「アントレラボ」は、スモールビジネス起業家・起業を目指す方のためのサロンとなっています。以下のような情報が欲しい方向けのオンラインサロンとして、多くの方に入会されていました。

  • ・ビジネスアイディアの見つけ方、作り方が分かるようになる
  • ・ビジネスアイディア・モデルの違いが分かり、収益の上がるビジネスを作ることができる
  • ・ビジネスパートナーが見つかる
  • ・起業やビジネス、マーケティングに関する疑問や悩みを解決できる

その後、惜しまれつつも運営を停止しましたが、近々、新しい形のオンラインサロンを企画していますので、起業やビジネスに興味がある方は楽しみにしていてくださいね。

超有名なオンラインサロン5つと、過去に盛り上がっていたオンラインサロンをご紹介しました。「なんだか運営するの大変そうだな~」と感じた人もいるでしょう。しかし、いきなりこのようなオンラインサロンを目指さなくても、まずは小さいオンラインサロンを作ることを目標にしていくことで、無理なくオンラインサロンの運営を行うことができます。

 

 

3.オンラインサロンに入会するメリット・デメリット

オンラインサロンを開設する前に、まずはオンラインサロンに入る人のことを考えましょう。オンラインサロンに入会する人の心理を理解することで、より、会員の立場にたったオンラインサロンの運営を行うことができます。

 

3-1.オンラインサロンに入会するメリット

オンラインサロンに入会するメリットは以下の2つです。

1.自分のコミュニティが広がる

2.知識・技術が向上する

それぞれ見ていきましょう。

 

3-1-1. 自分のコミュニティが広がる

オンラインサロンに入会するオンラインサロンに入会するメリットの1つ目は、自分のコミュニティが広がることです。」

オンラインサロンに参加することでコミュニティが広がり、オンラインサロンによっては、著名人、有名ブロガーなど、いろいろな人に出会う事ができます。更に、同じテーマに興味がある人、その道のプロフェッショナルが集まるので、知識を共有しあうことができ、クローズドな環境なので思う存分話し合うことができます。

さらに、facebookが主体で非公開(クローズドな)グループなので、意見交換がしやすく、話しやすい場になっています。

また、オンラインサロンでは、オフ会も開かれることがあり、実際に会ってコミュニティが一気に広がります。イベントも開かれるので人との交流が多くできるので参加してみてください。

 

3-1-2. 知識・技術が向上する

オオンラインサロンにはさきほどお話ししたプロフェッショナルやそのテーマに興味のある人が集まってきます。なので、自分の知らない知識や、技術を教えてもらうことができるかもしれません。例えば、堀江貴文さんのオンラインサロのなど内容はサロンメンバーしかわかりませんがかなりタメになる内容をサロンで行っていると思われます。

どのサロンかにもよりますが、ブログのオンラインサロンではブログの書き方からHPの作り方まで教えてくれるのでかなり良いです。

オンラインサロンにはビジネスだけでなく他にも多くの種類があるので、興味があって入りたいと思ったら参加してみるといいと思います。

また、自分から発信して知識共有をすることができます。自分の知識、技術を共有してサロンメンバー全員で向上していける環境なのがオンラインサロンです。

 

3-2.オンラインサロンにデメリット

オンラインサロンを運営するデメリットは以下の2つです。

1.月額会費が発生する

2.忙しくてオフ会、イベントに参加できないことも

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

3-2-1. 月額会費が発生する

オンラインサロンの月額会費は、3000円~10000円の値段のコンテンツが多いです。月額課金制なので、10000円のオンラインサロンだと年に120000円かかってしまうことになります。これはかなり大きな金額ですよね。

また、イベントが多いので開催地が遠いと交通費がかなりかかってしまいます。こういった金銭面ではやはりデメリットになってしまうでしょう。

3-2-2. 忙しくてオフ会、イベントに参加できないことも

オンラインサロンに参加している人の多くは、学生や社会j人だと思います。普段、学校や働いているため、平日はもちろん休日も参加が難しい方が多いです。そのため、あまり参加できず退会してしまう方が多いそうです。

やはり、オンラインサロンで大切なのはコミュニティなので、そのコミュニティに入れなければ居場所がなくなってしまいます。事前に日にちは伝えてもらえますが、どうしても大事な会議が重なってしまったり、参加できない時間だったりがあると思います。

 

4.オンラインサロンを始めるメリット・デメリット

それでは、オンラインサロンを運営する上で、どんなメリットがあり、逆にどんなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

 

4-1.オンラインサロンを運営するメリット

オンラインサロンを運営するメリットは「限られた情報共有ができること」です。

自分の得意な分野の情報を発信して収益を得たいと考えたときに、よくあるのが「セミナー」や「オンライン教材の作成」が考えられます。しかし、それらを開催したり作ることはなかなか大変です。

オンラインサロンであれば、オンラインサロン会員という限られた中で、気軽に情報を共有(発信)することができます。

 

4-2.オンラインサロンを運営するデメリット

逆にオンラインサロンを運営するデメリットは「会員を維持、または増やし続けるために、常にコンテンツ追加やイベント開催をしていく必要があること」です。

オンラインサロンを継続していくためには、会員が退屈しないように常に新しいコンテンツを追加したり、イベントを開催したりする必要があります。そういった労力や費用がかかることがデメリットと言えるでしょう。

このようにオンラインサロンを作って運営する上で、デメリットはあるものの、メリットに魅力を感じているのであれば、オンラインサロンをやらない手は無いと思います。

 

5.オンラインサロン始め方

それでは、具体的にオンラインサロンを始め方について見ていきましょう。

いきなりオンラインサロンを作ろうと思うと、なかなかハードルが高く、行動に移せない人も多いです。以下の5ステップで考えると、行動に移しやすくなるため、ぜひ一緒に作っていきましょう。

 

5-1.ステップ1「テーマ・コンセプトを決める」

まずは、あなたのオンラインサロンのテーマを決めましょう。このテーマ、コンセプトによって、どのような人が集まってくるのか、そもそも人が集まってくるのかが決まってくるので大変重要なポイントです。

 

5-2.ステップ2「サロンのタイプを決める」

「1-3.オンラインサロンのサービスタイプ」でお伝えしたように、オンラインサロンのタイプは「ノウハウタイプ」「参加者同士の交流タイプ」「人脈つくりタイプ」の3つがあります。

この中で、人が集まりやすいか、あなたがオンラインサロンを運営しやすいかを考え、どのタイプで行くのかを決めましょう。もちろん、これら全てのタイプを兼ね備えたオンラインサロンを作るのも手です。しかし、その分オンラインサロンの運営に労力がかかるため、それは会員数が多くなってきてからでも良いでしょう。

 

5-3.ステップ3「月額費用を決める」

ビジネスでオンラインサロンを行う以上、月額費用をいただく有料のオンラインサロンにすべきです。無料にしてしまうと、誰でも入会できてしまうため、マナーを守らない質の悪い会員が入ってきてしまう可能性があります。

有料にすると考えたときに、いくらにするべきか難しいと感じるでしょう。オンラインサロンの場合は、月額1,000~10,000円が妥当と言えます。高い費用だと、それだけ会員数も伸びづらいですが、質の良い会員が集まりやすくなります。

逆に費用を安くすると、入会のハードルが低くなり会員数は増えますが、その分トラブルに発展する可能性も高くなります。これらを考えて価格を設定すると良いでしょう。

 

5-4.ステップ4「プラットフォームを決める」

次に、どのプラットフォームを使ってオンラインサロンを立ち上げるかを決めましょう。プラットフォームは大きく分けて「既存のプラットフォームを使う」か「自分でオンラインサロンを1から作る」の2つがあります。

 

5-4-1. 既存のプラットフォームを使う

既存のプラットフォームというと「DMMオンラインサロン」や「Campfire Community」「IDOBATA」などが有名です。知名度で考えるのであれば、DMMオンラインサロン一択で良いでしょう

過去に、オンラインサロンのプラットフォームの先駆けとして、DMMオンラインサロンとSynapse(シナプス)という会社がオンラインサロンのサービスを提供していました。Synapseは過去200件以上のオンラインサロンを取り扱ってきた実績があるプラットフォームでしたが、2017年にDMMに買収され、2019年2月にSynapseのサービスも終了しました。

そのため、現在のDMMオンラインサロンは、Synapseで培ったオンラインサロンのノウハウも取り入れているため、知名度・ノウハウ・実績ともに、信頼できるオンラインサロンプラットフォームと言えるでしょう。

既存のプラットフォーム上でオンラインサロンを立ち上げるときのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • ・決済・入会手続きなどは代行してくれる
  • ・露出が増える
  • ・すぐに立ち上げられる

 

【デメリット】

  • ・代行費用がかかる(DMMだと20%)
  • ・審査や規約に縛られる
  • ・プラットフォームの形式を自由に選べられない

 

既存のプラットフォームを使うほうが、手軽にオンラインサロンを立ち上げることができますが、立ち上げるまでに厳しい審査を通過する必要があったり、立ち上げた後も、運用の代行費用がかかったりするため、一概に楽とは言えません。しかし、既存のプラットフォームには「オンラインサロンに入会したい人」が集まりやすいため、そういった人たちに知ってもらう分には良いと言えるでしょう。

 

5-4-2. 自分でオンラインサロンを1から作る

既存のプラットフォームを使わず、自分でオンラインサロンを1から作る方法もあります。その場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

 

【メリット】

  • ・代行費用がかからない
  • ・審査や規約に縛られない
  • ・プラットフォームの形式を自由に選べられる

 

【デメリット】

  • ・決済・入会手続きなどは自分でやる必要がある
  • ・新規の露出が少ない
  • ・立ち上げに手間と時間がかかる

 

既存のプラットフォームを使う場合に比べて、立ち上げるときの手間はかかりますが、審査や規約というものがないため、自由な内容で自由にオンラインサロンを作ることができるメリットは大きいでしょう。また、月額費用が丸々収入として入ってくることも大きいです。

双方のメリットとデメリットを考え、ご自分に合った方法でオンラインサロンを立ち上げましょう。

 

5-5.ステップ5「決済ツールを決める」

有料にする以上、何かしらの方法で月額費用を決済する必要があります。

DMM.comやCAMPFIREといった既存のプラットフォームを使う場合は、プラットフォームごとに決済システムが備わっているため、特に考える必要はないでしょう。もしそういったプラットフォームを使わずに、自分で一からオンラインサロンを立ち上げる場合は、決済システムを選択する必要があります。例えば、「Paypal」「BASE」などがオンラインサロンでも利用できる決済方法として有名です。決済には1決済あたりの手数料がかかってきます。

以上が、オンラインサロンを作成する5ステップとなります。1つずつ整理して考え、決めていき、まずは一度オンラインサロンを立ち上げると良いでしょう。

 

 

6.オンラインサロン開設の5つの成功の秘訣

最後に、オンラインサロンを開設し、成功するための5つの秘訣をお伝えします。オンラインサロンを立ち上げるだけでなく、その後オンラインサロンの運営を成功させるためには

  1. 継続的なサービス提供
  2. コミュニケーションに価値を生む
  3. オンラインサロンだけでビジネスをしない
  4. 内容の濃いコンテンツを出して信頼される
  5. プラットフォームを使わずにオンラインサロンを開設する

という5つがキモとなります。これらを一つずつ見ていきましょう。

 

6-1.オンラインサロン成功の秘訣1「継続的なサービス提供」

これまで何度かお伝えしているように、オンラインサロンの会員数を伸ばしていくためには、「退会率を減らす」「入会数を増やす」の2つがあります。

特に重要なのが「退会率を減らす」ことです。入会数を増やしても、その分退会数が多いと、穴の空いたバケツに水を入れるのと同じように、いつまで経ってもオンラインサロンの会員数は伸びません。退会率を減らすために重要なことが、継続的なサービスを提供することです。

例えば、「質の良いコンテンツ(ノウハウ・情報)を提供し続ける」「定期的なイベントをオンライン・オフラインで開催する」などが挙げられます。

 

6-2. オンラインサロン成功の秘訣2「コミュニケーションに価値を生む」

人は「他人とのつながり」を大事にする生き物です。オンラインサロンの運営者、会員同士がコミュニケーションを取りやすい雰囲気を作ることも、質の良いコンテンツを提供し続けることと同じくらい重要です。

具体的には、運営から会員に質問やアンケートをとって意見を募る場を作ったり、会員が自由に投稿できる雰囲気があると良いでしょう。

 

6-3. オンラインサロン成功の秘訣3「オンラインサロンだけでビジネスしない」

オンラインサロンだけでビジネスを構築して収益を出すことは、よほど会員数を伸ばさない限り難しいと言えます。そのため、オンラインサロンの会員に何かしらの方法であなたの本命商品(いわゆるバックエンド商品)につなげることで、ビジネスがうまい具合に回すことができます。

 

6-4. オンラインサロン成功の秘訣4「内容の濃いコンテンツを出して満足してもらう」

オンラインサロンは月額の会員制ですので退会されてしまっては意味がありません。オンラインサロンはいつでも退会できてしまうので、「つまらない」「飽きた」と思われてしまうことは、オンラインサロンで一番あってはならないことです。

では、どんなコンテンツを用意したら満足してもらえるのでしょうか?

それは、自分だけの魅力的なコンテンツ、つまり「キラーコンテンツ」を持つことです。しかし、キラーコンテンツを作るのって難しいイメージありますよね?

実は、オンラインサロンなら比較的簡単に作れてしまうのです。その方法は、テーマを一点に絞ることです。テーマを絞ることによって、そのテーマに興味がある質の高いユーザーが集めることができます。

そのユーザーとテーマに取り組むことによって、その内容がキラーコンテンツになるのです。なので、できるだけテーマを絞って、よりその業界の質の高い人を集めましょう。

 

6-5. オンラインサロン成功の秘訣5「プラットフォームを使わずにオンラインサロンを開設する」

先ほどもお話ししたDMMなどのプラットフォームを使わずに、自分でオンラインサロンを1から立ち上げることです。

これによって、会員からの月額費用がすべて自分のもとに入ってきます。DMMを利用すると売り上げの一部が利用料としてかかってしまうので、収益を最大化するには、自分でオンラインサロンを開設するのが一番早いです。

そういった導線も考えて、オンラインサロンがゴールではなく、あなたの商品へつなげる1つの手段として考えると良いでしょう。

 

 

7.まとめ

オンラインサロンを作る全体像は理解できたでしょうか。

オンラインサロンを作ることで安定的な収益を生み出せるとともに、あなたのファンを作ることも可能な場となっていきます。既に存在するオンラインサロンのテーマ・コンセプト・コンテンツを参考にして、あなたのビジネスに繋げやすく、かつ続けやすい内容でオンラインサロンを作っていきましょう。

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北野 哲正

北野 哲正

「コンラボ」運営責任者  株式会社コンサルタントラボラトリー 代表取締役 
コーチ・コンサルタント・セラピスト・士業・整体士などのサロン系ビジネスなどの独立・起業・集客支援を行う。会員制コミュニティ「コンサルタントラボラトリー」は会員数500名を越え、『一般社団法人日本マーケティングコーチ協会』『一般社団法人日本スマートフォンマーケティング協会』は協会員数600名を越える。また、取締役を勤める株式会社リアルネットでは、スマートフォンマーケティング、通販事業(スキンケア商品)を事業展開している。

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