セミナーに集客できる曜日や時間とは?それを知る3つの切り口

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セミナーを開催する際、一番の課題は何と言っても「集客」ですよね!たくさん集客するためにも、集まりやすい曜日や時間を設定することが重要になります。では、一体いつなら集まりやすいのでしょうか?

その答えを見つけるには、以下の3つの切り口で考える必要があります。

  1. ターゲット層の属性やライフスタイル
  2. セミナー内容
  3. アンケート結果

では、一つずつ順に考えていきましょう。

【セミナー開催曜日のキモ①】ターゲット層の属性やライフスタイル

3つの切り口の中で、最も重要な切り口がこちらです。
多くの人にとってセミナーとは、日々のやるべきこととは違い、「プラスα」の位置付けになりますので、参加しやすい曜日や時間帯でないと、当然集客もできません。

そこで、以下について、あらためて振り返ってみてください。

あなたがセミナーに集客したいターゲット層は、どんな年代で、どんな職業で、どんな1日(1週間)を送っていますか?その中で、どのタイミングなら、あなたのセミナーに参加する余裕や動機が生まれやすいでしょうか?

それをしっかりとイメージし(調査し)、「ここなら!」というタイミングにセミナーの開催曜日や時間を持ってくるのです。この「ターゲットありき」の姿勢を忘れないようにしましょう。

では、一般的な傾向を交えながら、もう少し具体的に解説していきます。

1−1、セミナーは、迷ったら土曜日!

どんなターゲット層であっても、一般的に土曜日は都合がつきやすいと言われています。独身層であれば、一般に仕事が休みで時間が作りやすく、家族のいる層であっても、数時間であれば自分の時間を取れる可能性が十分にあるからです。ですので、あなたのターゲット層に空き時間の傾向が見当たらない場合や、ターゲット層の家庭環境がバラバラの場合等、曜日に迷う時には、まず土曜日で開催してみると良いでしょう。

但し、連休の初日にあたる土曜日や、秋の運動会・行楽シーズンの土曜日、年度末・年度始め(3月や4月初旬)の土曜日は、集客率がガクンと落ちるので、ご注意ください。また、同じ休日でも、日曜日や祝日については「家でゆっくり過ごしたい」「家族サービスが必要」という人も多いため、集客は難しくなります。

では、続いて、セミナーのターゲットとしてよく挙げられる会社員・主婦・シニア層について、土曜日以外の集客しやすいタイミングを見てみます。

1−2、集客ターゲット:会社員の場合

会社員の場合、土曜日以外では、火・水・木曜日の夜が良いとされます。

月曜日は休み明けで、溜まった仕事や会議も多く、都合がつきづらいものです。また、金曜日も、休み前に片付ける仕事が多い、夜に予定が入りやすい、という事情があるため、オススメできません。よって、平日では、それを除いた火・水・木曜日が良いとされるのです。

なお、通常想定されるのは終業後の夜の時間帯ですが、もし会社員が研修の一環として受けるような内容の場合、18時に終わるセミナーにすると、「そのまま直帰できる」という印象から集客率が高くなる傾向にあります。

1−3、集客ターゲット:主婦の場合

一般的に、平日(月曜日〜金曜日)の朝10時〜午後2時頃が良いとされます。夫や子どもが通勤・通学で出かけ、午後に帰宅するまでのこの数時間が、主婦にとって一段落する時間だからです。なお、もしセミナー終了時間をお昼12〜13時頃にできると、そのまま任意のランチ会等を付けることができますので、参加者同士の交流のきっかけとして喜ばれ、集客につながるケースもあります。

1−4、集客ターゲット:シニア層の場合

シニア層は一般的に、朝が早く夜も早いものです。ついては、セミナーも平日(月曜日から金曜日)の午前中〜午後の早めの時間帯が集客しやすいとされています。なお、退職後の世代の場合、特別にお休みの日が決まっているわけではありませんが、週末は遠方の家族が遊びに来るということもあるため、平日がオススメです。

 

以上ここまで、主要な3つの層について一般的な傾向をお伝えしました。ただ、こちらはあくまでも一般的な目安です。会社員は会社員でも、業種によって休日の傾向も違ってきますので、最初にお伝えしたように、ご自身のターゲットをきちんと見定め、「ターゲットありき」の曜日や時間を設定することを忘れないようにしましょう

【セミナー開催曜日のキモ②】セミナー内容

続いての切り口は「セミナー内容」−−− つまり、内容次第で、開催に適する曜日が違ってくるということです。このように考えてみてください。

例えば、あなたのセミナーが、仕事術やPCスキル、社内コミュニケーション等、使ってすぐに実践したい内容の場合には、週の前半の曜日で開催すると喜ばれます。仕事や家庭で即試すことができ、効果も実感しやすいからです。

一方、セミナー内容が、将来計画を見通すものや、自分の価値観整理など、じっくり考えたり、様々な要素を見つめ直したりする内容の場合、週の後半の曜日や週末の開催が良いでしょう。週末にかけてゆっくり取り組むことができますし、セミナーでの学びが日々の煩雑さに埋もれる可能性も薄くなります。

よって、切り口①と組み合わせて考えた場合、前者のケースでは火曜日の夜や土曜日(週明けからすぐに取り組める)、後者のケースでは木曜の夜や土曜日が良いのでは・・?などと考えていくことができるのです。

【セミナー開催曜日のキモ③】アンケート結果

最後に3つ目の切り口は「アンケート結果」になります。切り口①・②のように、様々な想定や調査をした上でセミナーを開催し、集客を目指すわけですが、最終的には、参加者本来の都合とあなたの想定が違っていることも十分にありえます。ですので、セミナー開催時にはアンケートを実施し、どのような曜日や時間帯なら参加しやすいかを尋ねてください。生の声こそ、最上のデータです。そうして回を重ねながら、別の曜日や時間帯での開催も試し、より集客できるセミナーの曜日を計画していきましょう!

 

以上、セミナーに集客できる曜日や時間を決定するための3つの切り口をお伝えしてきました。ぜひあなたもこれらの切り口からセミナーの曜日や日時を定め、より多くの集客につなげてくださいね。

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鈴木理美

鈴木理美

株式会社コンサルタントラボラトリー コピーライティング担当 旅行会社でのコンサルティング営業や、金融機関でのFPコンサルティング経験を経て、2012年より秘書兼カスタマーサポートとして(株)コンサルタントラボラトリーに参画。幼い頃より文章表現を得意としてきたが、現社における業務の中で、代表の北野にコピーライティングの才能を見出され、現在はライター業務をメインとしている

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