爆発的ヒットを生むウェビナー(Webinar)実践ステップ 〜「ウェビナーとは?」からやり方まで〜

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ウェビナー(Webinar)イメージ画像

ウェビナーとは(Webinar)、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語ですが、インターネット上の会議システムを指す場合と、オンライン上でのセミナーを指す場合と、2つの定義があります。

今回は後者の、オンライン上でセミナーを行い、商品・サービスを爆発的に販売するウェビナー(Webinar)のやり方を紹介していきます。

弊社の実績として、自己啓発セミナー、ビジネスセミナー、月額会員サービス、オンライン講座など様々な商品において、わずか1〜2週間という短期間で1000万円以上の売上を達成しています。

ウェビナー(Webinar)は、オンライン上で商品・サービスを販売する上で、効果の高い1つの手法となっていますので、これから紹介するステップを実践し、やり方をマスターしていただいて、ぜひあなたのビジネスに役立ててください。

ウェビナー(Webinar)セールス4ステップ

ウェビナー(Webinar)を活用して販売をしていくステップは大きく分けて、①集客、②ウェビナー開催、③セールス、④アフターフォローの4つがあります。これから1つずつ解説していきます。

1.ウェビナー(Webinar)で売上を最大化する集客フェーズ

ウェビナーはオンライン上での開催ですので、人数の制約がありません。少人数でも開催できますが、売上を最大化する上で多くの参加者を集める事が大切です。

参加者をできるだけ増やすためにも、ウェビナーは無料開催としウェビナーの開催の中で商品・サービスをセールスする2ステップマーケティングが有効です。

1−1.無料・有料の集客で出来る打ち手を全て行う

当然ながらウェビナーの参加者に比例して売上も変わってきます。無料の集客方法はもちろん、予算を許す限り有料の集客方法も使って、出来る打ち手は全て行っていきましょう。
集客手法としては無料でできる、Facebook、ブログ、メルマガでの告知を始め、有料のメルマガ広告出稿、紹介の活用が考えられます。中でもプライベートアフィリエイトセンターを活用して紹介による集客する手法のプロダクトローンチを行うことで、短期間にたくさんの参加者を獲得することが可能となります。

1−2.開催前に確認しておくべき必須事項

募集期間について

ウェビナーは通常のセミナーと違って、会場の確保や定員の調整は必要がありませんので思い立った時にすぐに開催できるのがメリットです。しかしながら明日開催するといっても参加者を集めることが難しいので、参加人数を最大化するためには、スケジュールをしっかりと組んでおくことが必須となります。

弊社での実績としては開催の1週間前から募集を開始するのが、最適な期間となっていますので指標にしてみてください。

事前の信頼関係構築

募集を開始してから、ウェビナー開催期間まで時間がありますので、忘れられないためにも定期的なフォローが必要です。フォローはメールや、録画された動画などあれば視聴いただくなど、あなたとの接触頻度を高めるように工夫してください。

この事前準備をしておくかどうかで、当日のウェビナーの成功に大きく影響をあたえると言っても過言ではありませんので、手を抜かないようにしてください。

事前アンケートをとっておこう

参加前に、ウェビナーにどんな期待をしているかや、疑問質問などを事前にアンケートを取るようにしてください。ウェビナーのコンテンツに、アンケートで集めた質問や期待している内容を盛り込むことで満足度の高いセミナーを提供することができます。

2.ウェビナー開催の必須ツール&システム

集客をした次のステップは、ウェビナーの開催です。開催するためにはいくつか機材が必要となります。しかし高価な機材など必要ありません、数千円の出費で、すぐにでもウェビナーを開催することが可能となるので安心してください。

2-1 ウェビナーで必要な3種の神器

ウェビナーを開催するためには最低限、3つの機器が必要です。
一つ目は、パソコン、2つ目は、ウェブカメラ、最後にマイクとなります。
それぞれについて、選定のポイントを解説していきます。

パソコンはある程度の性能が必要ではあるが、ノートパソコンでも大丈夫です。
ウェブカメラは5千円前後の物で十分です。最後のマイクとなりますが、実はこのマイクが非常に大切です。

映像は多少粗くても問題ありませんが音声が聞き苦しいと視聴者はストレスを感じます。
ウェブカメラやパソコンにもマイクはありますが胸元に付けられるピンマイクを使うようにしましょう。

ピンマイクは有線の物で500円ぐらいで購入できますので必ず準備しましょう。

2-2 ウェビナー配信システムの選定

前項では、機材について紹介したが開催には、配信システムが必要となります。
リアルタイムで配信となるので、安定したシステムを利用するのが必須条件です。ウェビナー配信のシステムは様々ありますが、お薦めしたいのはUstreamです。

Ustreamはソフトバンクが出資をし、多くの利用者、視聴者がいる中、安定した動画配信ができる信頼できるサービスです。

プランはいくつか提供されており、広告は表示されますが無料で利用することも可能です。
しかしビジネス目的で利用する場合には、有料プランを使うようにしましょう。
無料プランでテストをし、まずはシンプルプランから試してみてください。

USTREAM価格表

Ustream
http://www.ustream.tv/?lang=ja_JP

2-3 撮影会場の選び方

ここまでウェビナーの配信するための機材、システムを紹介してきました。最後に必要なのが、撮影のための会場です。

まずは必ず必要なのがインターネット回線です。無線では安定的な動画を配信することが難しいので、有線LANを利用しましょう。回線は光回線など速度の早いものを利用してください。

自宅でも手軽に開催できるのがウェビナーの魅力ですが、あなたの信頼性や権威性を高める上でも、撮影会場にも気を使うようにしましょう。撮影会場5つのチェックポイントをあげているので、参考にしてください。

撮影会場5つのチェックポイント

1.騒音など音声に影響のない環境か?

ウェビナー開催中に工事の音や、電話の着信音、インターホンのチャイムなどが鳴らないように、対策をしておくようにしましょう。

2.背景に無駄な物が映り込んでいないか?

撮影の画面内に雑然とした本棚や、ゴミなど映り込んではいませんか?撮影場所を整理整頓をして、余計な物が入り込まないようにしましょう。

3.撮影会場の雰囲気はあなたのビジネスにマッチしていますか?

コンサルタント等の先生業をされている方は、自宅の生活感があるような場所での撮影は控えましょう。ホワイトボードを使うなど、あなたのビジネスにマッチした空間を演出することを心がけてください。

4.照明の明るさは適切か?

暗い照明だと、印象も暗く感じてしまいます。適度な照明の明るさを確保するようにしましょう。照明で調整が難しい場合は、カメラのホワイトバランスを調整して対応するようにしてください。

5.インターネット回線の速度は安定しているか?

インターネット回線は無線LANでは安定しませんので、有線LANを利用するようにしましょう。

 

3.ウェビナーセールスの実践的ステップ

3-1 売上を最大化させる信頼関係の構築

さてウェビナーを開催するための準備ができましたら、いよいよ開催となります。ウェビナーでのセールスを最大化させる上で重要な要素は参加者との信頼関係の構築です。
どんなに良い商品・サービスだったとしても、信頼関係ができていなければ、購入いただくことは難しいです。

ウェビナーは、あなたの顔や声、身振り手振りを動画で届けることができるので、信頼性を高めることができる媒体です。しかし、印象の良いウェビナーを開催しないと逆効果となってしまう恐れがありますので、以下の点をしっかりとおさえておくようにしましょう

3-2 視聴者にストレスを与えないように注意

せっかくウェビナーに参加していただいたのにも関わらず、撮影会場の環境や音声の品質が悪いと、視聴者にストレスを与えてしまい、逆にマイナス効果となってしまうので注意しましょう。

特に音声は、周りの雑音などノイズが入らないように必ずピンマイクを使うようにしてください。「ウェビナーで必要な3種の神器」「撮影会場5つのチェックポイント」こちらを参考にしてください。

3−3 ウェビナーのクオリティをアップするポイント

一番簡単な配信は、人物を正面から撮影してその映像を配信する方法ですが、視聴者は絵が変わらずに飽きてしまいます。そこで、パワーポイントを見せたりパソコンの画面を表示させたりと、画面をスイッチさせるとウェビナーのクオリティがアップします。

USTREAMで無料で提供されている、無料のビデオストリーミング用デスクトップアプリケーションUstream Producerを使うことによって上記の操作が可能となります。

Ustream Producerイメージ画像

Ustream Producer
http://www.ustream.tv/producer

3−4 参加者を惹きつけるウェビナーシナリオ

ウェビナーは、セミナー会場などと違って場の拘束力がありませんので、視聴者がいつでも席を離れることができてしまいます。

しっかりとしたシナリオを作成して、視聴者を惹きつける必要があります。離脱を防ぐためにも前半にしっかりと結論を話しウェビナーで、どの様な結果を得ることができるかどうかをしっかりと伝えておきましょう。

中盤で伝える内容は、難しそうだと感じてしまうと躊躇してしまいますので、まずは簡単に成果が出そうだと実感できるノウハウを提供するように心がけてください。

ウェビナーの開催時間は2〜3時間が最適です。短すぎても満足度が低くなり、長すぎても視聴者は飽きてしまいます。ノウハウ部分の提供は時間の割合にして6割前後を目安に、残りの4割はセールスの時間として、しっかりと商品・サービスを紹介する時間を確保してください。

セミナーセールスにおいて売上が上がらない大きな原因は、セールスの時間をしっかりと確保しないことです。コンテンツを提供する時間が押してセールスの時間を短くしてしまう事のないよう、しっかりとシミュレーションをしておきましょう。

いかがだったでしょうか?難しそうに感じたかもしれませんが、まずはUSTREAMで無料でコンテンツを配信することから始め、動画に慣れるところからスタートしてみてください。

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中里 誠

中里 誠

株式会社コンサルタントラボラトリー 執行役員 ITが苦手な方にもわかりやすく、効果の高いネット戦略を提供。リフォーム会社での飛び込み営業、家具職人、IC、海外生活、貿易会社勤務の後、8年間フリーランスのWEBデザイナーとして活動。2014年4月から(株)コンサルタントラボラトリーにて執行役員として参画。WEBデザイン制作、WEBコンサルティング、ディレクター、セミナー講師等々、多岐にわたる業務を担当する。

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