いまさら聞けないメルマガとは?誰でも分かるメルマガの全て

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メルマガを配信してみたいけど何をすればいいのか分からない、続けられない...
既にメルマガを配信しているけどなかなか読者が増えず反応が貰えない...
そんな悩みを抱えていませんか?

メルマガは、今では多くの人が利用しており認知されていますが、まだメルマガについて詳しく知らない方も多いでしょう。メルマガは、自分の発信したい情報をダイレクトに届けることができる非常に便利なツールです。

しかし、適当にメルマガを配信していては当然読者も増えませんし、読まれることもありません。

この記事では、これからメルマガを始めてみようと思っている方、既にメルマガを配信しているけど読者・反応が取れない方のためにメルマガの書き方、配信方法などの基本をまとめました。

件名のテンプレートやメルマガ配信システムの紹介もしているので自分に合った配信システムを見つけてください。
では、メルマガについてお伝えしていきます。

 

1、メルマガとは?

メルマガとは、メールマガジンの略称で、個人や企業から送られてくるメールのことです。自分の発信したい情報をダイレクトで読者に送ることができます。いわゆるダイレクトメール(DM)のオンライン版と思ってもらえれば分かりやすいと思います。

基本的にメルマガは配信システムを利用して配信します。配信システムと契約することによって、読者にメールを一斉配信することができるようになります。(配信システムは後程紹介させていただきます)。

メルマガは、インターネットを利用するビジネスなら避けては通れないツールです。また、うまく利用することで大きな効果を発揮することができます。では、メルマガにはどんな効果、メリットがあるのかを紹介していきます。

1-1、なぜメルマガを配信するのか?

多くの企業や個人がメルマガを配信していますが、そもそもなぜそんなにもメルマガを配信している人が多くいるのか?様々な理由がありますが、大きく分けて3つの理由があります。その3つというのが、【教育、啓蒙】・【販売促進】・【顧客のファン化】です。一つずつ説明していきます。

・教育、啓蒙

まず、メルマガを配信する1つ目の理由として、教育と啓蒙があります。これは、読者にあなたの会社・商品に興味を持ってもらうためのものです。

メルマガに登録してもらった段階では、読者はあなたや、会社・商品にほとんど興味のない状態です。ですので、まずはあなたや会社、商品に興味を持ってもらうことを目的としたメールを送り、接点を作っていきます。

興味を持ってもらうためには、ただメルマガを送ればいいという訳でなく、会社の有益な情報や、業界のトレンド・ニュース、読者にとって価値ある内容を配信します。そうすることによって読者は、「このメルマガは面白い!価値がある!」と思って興味を持ってくれ、あなたと読者との間に信頼関係が構築されるようになります。

ここで注意していただきたいのが、メルマガを送る頻度です。メルマガは送りすぎても、送らな過ぎてもダメです。なぜなら、読者はあなたのことをまだよく知らない状態なので、1日に何通もメルマガが届いたら迷惑に思うし、全く送らなくても忘れられてしまいます。なので、メルマガは適度に送るようにしてください。最初のうちは1週間に1、2通ほどを目安に送ってみてください。

・販売促進

メルマガを配信する2つ目の理由がこの販売促進です。これは、自社の商品を購入してもらうために、商品の告知、成功事例、キャンペーン告知といった情報を発信することです。
多くの人がメルマガを利用している中で、一番目に入るのが販売促進を目的としたメルマガだと思います。あなたも、販売促進のメールを様々な企業から受け取っていることでしょう。実際にこの型のメルマガが多く配信されています。

販売促進のメルマガは、教育・啓蒙で知識や興味がわいてきた読者にはかなり効果的で、教育された読者の何人かは「商品を購入してみようかな」と思ってくれている段階にきているので、商品を購入してくれる確率が高くなります

ですが、販売促進のメルマガには注意しなければいけない点があります。

商品を売りたいからといって販売促進のメルマガばかりを送っていたら、読者はメルマガにメリットを感じなくなったり、しつこいと思われてしまい、せっかく築いた読者との信頼関係が崩れてしまいます。最悪の場合メルマガの購読を解除されてしまうことがあるので、販売促進のメルマガは適度に送るようにしましょう。

・顧客のファン化

3つ目の理由が、顧客のファン化です。これは、既に自社の商品・サービスを購入してくれたお客様に向けて、他の商品を購入してもらい、最終的にLTVを最大化することを目的としています。

LTV(Life Time Value)は「顧客生涯価値」、一人のお客さんが生涯で自社にもたらす利益のことです。安定して売上をあげていくためには、既に信頼関係の構築できている既存のお客様に関連商品を繰り返し購入してもらうことが非常に重要です。また、お客さんに価値を提供し続けるという意味でも非常に重要です。

商品を一度購入してもらってそこで終わりではなく、サービスの利用継続や、他の商品を購入してもらうためには、更に自社や商品に興味を持ってもらう必要があります。購入した商品の関連商品や、教育・啓蒙で送ったような業界の最新トレンド情報など、読者にとって価値のある情報を提供し続けることでお客様はあなたのファンになってくれます。そして、それが、他の商品の購入へと結びついていくのです。

1-2、メルマガのメリットとは?

メルマガを送る目的は分かりましたが、なぜメルマガが効果的なのでしょうか?チラシや電話、ブログでも同じことができます。そんな中でなぜメルマガが選ばれるのか?なぜなら、メルマガには明確なメリットがあるからです。特に効果的なメリットを3つに絞ってご紹介します。

・とにかくコストがかからない

メルマガはコストがほとんどかかりません。パソコン1台あれば簡単に、無料で配信することも可能です。メルマガでコストがかかるのは配信スタンドの費用のみなので、無料の配信スタンドに登録すれば無料でメルマガを配信することができます。無料でもかなり高機能のサービスもありますので、コストを最低限に抑えたい人やメルマガを初めて配信する方はお試しで登録するのをおすすめします。

また、有料版の配信スタンドでも、安いもので月額2000円程から登録できるサービスがあります。ビジネスを始めたての人でも気軽に利用することができます。

・ダイレクトにアプローチできる

やはりメルマガ最大の利点とも言えるのが読者に対してダイレクトにアプローチできることです。いわゆる「プッシュ型」と呼ばれる方法です。プッシュ型とは、こちらから能動的に情報を発信することです。Web上でプッシュ型に一番貢献しているツールがメルマガなのです。

プッシュ型は売りたい商品やサービスがあれば、読者のメールボックスに直接その情報を届けることができます。ブログなどのようなプル型(プッシュ型の逆で相手からアプローチしてもらう事)とは違い、こちら側から相手にアプローチできるのは大きな利点です。

・読者との信頼関係が築ける

メルマガは読者との信頼関係を築くのに非常に有効なツールです。メルマガを送る目的でも書きましたが、メルマガを登録したばかりの頃、読者はまだあなたのことをあまり知らない状態です。けれど、定期的にメルマガを配信することによって、ザイオンス効果(接触頻度が増えると次第に相手に好印象を持つようになる)が働き、少しずつ読者はあなたとの信頼関係を構築していきます。しかし、内容の薄いメルマガを送っていては逆効果になってしまうので、読者にとって価値のあるメルマガを送るようにしてください。

では、読者にとって価値のあるメルマガとは何か?どういった内容のメルマガを書けばいいのか?について次の章でお話ししていきます。

2、読まれるためのメルマガの書き方

メルマガは読者に届いたとしてもなかなか開封されることはありません。開封されたとしても、自分の書きたいことを書くだけでは誰も読んでくれないし、すぐに閉じられてしまいます。しっかりと読者がメリットを感じるメルマガを送る必要があります。

では、どのようなメルマガを書けば開封されて読まれるのか、どんな内容がいいのか?そういった内容をこの章ではお伝えしていきます。

2-1、読まれるメルマガは件名(タイトル)が命

メルマガで最重要なのが件名です。読者がメルマガを開封するかしないかは件名で決まる、といっても過言ではないほどメルマガで件名は重要です。メルマガがメールボックスに届いた時に、表示される項目は送信主と件名のみです。なので、読者はメルマガの件名で開封するかどうかを判断しなくてはならないのです。

読者からすれば、日々、大量にメールが届いています。その中で、「このメール面白そう、気になる」と思えば、クリックしたくなります。書き手は、そうなるように件名を工夫する必要があります。

では、件名の重要性が分かったところで、どのような件名にすればメルマガが開封されるのかをお伝えしていきます。

基本的にメルマガの件名には、「興味性」・「ニュース性」・「ベネフィット」の3つのどれかが入っていることが重要です。1つずつ説明していきます。

・興味性

興味性は、とにかくメールの中身が読みたくなるような件名をつけることです。自分に興味のない内容なら誰も開きませんからね。より具体的にイメージできるように、例文をいくつか紹介します。

「あなたは集客でこんなミスしていませんか?」
⇒人は質問されると答えを知りたくなる生き物なので、読者に質問することで、どういうことだろう?どんな内容なんだろう?といった興味性の感情を刺激することで開封率UPにつながります。

「【重要】今から24時間限定公開」
⇒【重要】をつけることで、どんな情報なのか?重要なら開いてみよう!と思ってくれてメルマガ開封につなげることができます。ただ重要という言葉を入れるだけでなく【】の中に言葉を入れることでよりインパクトを与えられます。他にも【無料】・【警告】といった言葉も効果的です。

このようなメールの中身が気になるような件名をつけることで読者はメルマガの中身に興味を示して開封してくれる確率が高くなります。

・ニュース性

ニュース性は、業界に関する新しいスキル、ノウハウ、自分の活動に関する最新情報を件名に取り入れることです。誰でも新しいことは知りたいですし気になりますよね?実際にニュース性を入れたメルマガは反応率が高くなります。では、いくつか例文を紹介します。

「ついに公開!最新web集客術」
⇒「ついに」「最新」といった言葉を入れることでニュース性が増し、「なにそれ知りたい!」と読者に思わせることができます。

「【速報】待望のコーチング最新ノウハウがついに登場」
⇒興味性でも書きましたが【速報】と件名の最初に入れることで、一目でなにかの情報だと認識できます。また、「待望の」といれることで、「待ち望んでいたノウハウが公開される!」と読者は感情が刺激され、メルマガの開封率が上がります。

人は自分が知らないことは知りたいという欲求が強いので、その感情を揺さぶることで、メルマガの開封につなげることができます。

・ベネフィット

ベネフィットとは利益のことですが、ここでいうベネフィットとは、読者があなたからの提案を実行して得られる未来(利益)のことです。つまり、メルマガの件名で読者が思い描いている未来を想像させてあげるという事です。そうすることでメルマガの開封率は上がります。イメージしやすいように例文をいくつか紹介します。

・「起業1年目から年収1000万円達成」
⇒嫌な仕事から解放されて起業1年目から年収が1000万円になって成功を手に入れるという未来を想像させることができます。

「たった5つのことで簡単に集客ができる」
⇒集客で悩んでいたけれど、たった5つのことをやるだけで集客ができるというメリットと、それを実践することで自分が集客できているイメージが湧きます。

頭の中でイメージしやすいような件名を意識することによって、読者はベネフィットを感じ取ってメルマガを開封してくれる確率が高くなります。

ここで補足ですが、メルマガの件名は14文字以内に収めるようにしましょう。なぜなら、メールボックスに表示される件名の文字数が14文字以下だからです。あまり長いタイトルだと途中で切れてしまい何のメールなのか分からなくてせっかく届けたメールがスルーされてしまいます。
なので、メルマガの件名はできるだけ短くして14文字以内になるように送ってください。どうしても件名が長くなるときは、一番伝えたいことを最初に持ってくるようにしましょう

最後に注意していただきたいのが、「件名と本文の整合性」です。件名と全く異なる本文を書いてしまうと、せっかく開封されても読まれなくなってしまいます。料理についてだと思って開封したのに、パソコンについての内容だったら興味のない人は当然メールを閉じます。件名をつけるのに工夫は必要ですが、本文と整合性の合う件名をつけるようにしましょう。

2-2、読まれるメルマガは超シンプル

上記で件名は非常に重要と書きましたが本文も当然重要です。せっかく件名が良くてメルマガの開封率が高くても中身が悪かったら開封された意味がありませんからね。では、どんなメルマガなら中身を読んでもらえるかお伝えしていきます。

・1メール1メッセージ

1通のメールには1つの内容について書くという事です。簡単な例を挙げると、あなたが今日配信する予定のメルマガの内容が「集客について」なら、そのメルマガの内容は集客についての内容だけを書きます。

基本的にメルマガはできるだけシンプルに分かりやすく書くのが重要で、シンプルな方が読者は何も難しいことを考えずにメルマガを読み進めることができます。人は一度めんどくさいと思ってしまったらすぐに行動をやめてしまうので、メルマガも読むのがめんどくさいと感じられたらすぐに閉じられてしまいます。なので、1つのメールには、1つのメッセージ(1つのコンテンツ)だけを書くことが重要なのです。

また、1つの内容に集中して書くことによって、自分の伝えたいことを読者にしっかりと伝えることができます。色々な内容を書いていたら、何が重要で伝えたいことなのかわらない状態になってしまいます。書き手側も色々な内容を書くより1つのことについて書いたほうが文章を書きやすいです。しかし、書いているとどうしても伝えたいことが多くなってしまうことがあると思います。そういった時は無理して1通のメールに納めずに次のメルマガに持ち越して2通目、3通目と分けて送るときれいに内容が収まります。メルマガは長く書くより回数を送った方が、1-2、でも書いたザイオンス効果が働き、効果的ですからね。

メルマガの書き方はこちらでも紹介しています
初心者でもスラスラ書ける!メルマガの効果的な書き方“5つのコツ”

3、メルマガ配信方法

メルマガを書くことができれば次は配信です。メルマガの配信には配信システムを利用する必要があります。Gmailなどの1対1とは違い1対多を想定して作られているシステムなのでメルマガを配信するのにとても適しています。ですが、配信システムと一言にいっても無料から有料まで様々な種類の物があります。

この章では無料と有料の違いや、おすすめのメルマガ配信システムを無料と有料に分けていくつ紹介していきます。また、メルマガを配信するのに効果的な時間も紹介します。

3-1、メルマガ配信システム、無料と有料のメリットと違い

メルマガ配信システムの無料と有料の主な違いはサービス・機能の充実度です。サポート・セキュリティ、到達率、計測などが無料と有料では大きく違ってきます。当然、有料の方がサービス等は充実しています。しかし、サービスが充実しているからと言って全員が有料の配信システムを利用している訳ではありません。無料と有料にはそれぞれ違うメリットがあり、状況によってどちらを利用するかが異なります。その違いを紹介していきます。

まず、無料の配信サービスのメリットは、コストがゼロで誰でも簡単にメルマガを配信することができる点です。無料でもメルマガを配信するのに十分な機能・サービスが揃っているので、メルマガ初心者の方や、リスト(メールアドレス)をあまり持っていない方、コストをかけたくない方は無料の配信システムの利用をおすすめします。

初めのうちはコストもあまりかけられないと思うので、まずは無料の配信システムを利用してから有料に切り替えるのがおすすめです。

次に有料の配信システムのメリットですが、無料より機能・サービスが優れていて、より多くの人にメルマガを配信することができる点です。メルマガを本格的に利用したい方や、無料に限界を感じている方、ビジネスを大きくしていきたい方は有料の配信システムをおすすめします。ビジネスを大きくしていくにはメルマガは必ず必要になってきます。ですが、無料の配信システムのままでは必ず限界が来てしまいます。ある程度自分のビジネスが大きくなってきて、もっとメルマガを本格的に利用したい方は有料の配信システムの利用をおすすめします。

それぞれ利用する人の状況によって無料と有料のどちらを利用するか異なってきますので、自分の状況に合った方を利用して下さい。では、配信システムをご紹介していきます。

3-2、無料のメルマガ配信システム3選

・オレンジメール
https://mail.orange-cloud7.net/

こちらの配信システムは、株式会社オレンジスピリッツが運営している配信システムです。オレンジメールは100件までなら6か月間無料で利用できて、有料の時と同じくオレンジメール内のすべての機能が利用できます。また、有料で使用した場合も30日以内に解約すれば料金が一切かからないので安心です。配信の仕方もヘルプ・マニュアル動画が充実しているので簡単にメルマガを配信することができるのでおすすめです。

・MailChimp(メールチンプ)
https://mailchimp.com/

こちらは、海外のメルマガ配信システムで、無料なのに非常に高機能でメールを作成することができます。一番の特徴はデザイン性の高いメールを簡単に作れるという点です。また、スマホ・PCでメールを見たときのプレビューを見ることができるのでレスポンシブの確認もすることができます。ただし、サイトが英語ベースなので英語が苦手な方は慣れるまで操作が難しいかもしれません。

メールチンプは、登録者2000人以下なら毎月無料で12000件のメルマガを送信する事ができます。登録者が2000人以下なら永遠に無料なので是非活用してみてください。

・まぐまぐ!
http://www.mag2.com/
こちらは、株式会社まぐまぐが運営しているメール配信システムです。メール配信システムの中では有名なので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。まぐまぐは、有料版に比べて制限はあるものの、到達率が比較的高く基本的にメルマガを発行するのは無料で出来ます。どの配信システムを利用するか迷ったときは、有名どころで信頼性のあるまぐまぐを利用することをおすすめします。

3-3、有料のメルマガ配信システム5選

・Jcity(ジェイシティ)
https://www.jcity.co.jp/mmg/
こちらは、株式会社ジェイシティが運営しているメール配信システムで、操作も簡単でサポートも充実しています。料金的にも中小規模のビジネスをやられている方にはおすすめです。またメールの到達率も99.74%とほぼ100%なので確実にメールを届けることができます。

料金プラン
・ベーシック    6,000円
・スタンダート   10,000円
・エンタープライズ 40,000円

・AutoBiz(オートビズ)
https://autobiz.jp/

こちらは、株式会社ビズクリエイトが運営しているメール配信システムです。こちらの配信システムは、有料の中でも比較的安い値段で契約できて、サポートも充実していて使いやすいので初心者の方にはおすすめのシステムです。機能も充実しているので是非活用してみてください。

料金プラン
・スパーライト 1,782円~
・ライト    2,700円~
・スタンダード 4,500円~

・メール商人
https://mshonin.com/

こちらは、株式会社イー・エム・ズィーが運営しているメール配信システムです。メール商人は、効果測定・HTMLメール・様々な配信方法といったメールマーケティングに必要な機能をフル装備したメール配信システムです。また、完全に使いこなせるようになるまで徹底的にサポートしてくれるので安心して契約することができます。

料金プラン(30日間無料お試し付き)
・1000プラン 3,800円
・2000プラン 7,000円
・3000プラン 10,000円

・楽メール
https://www.raku-mail.com/

こちらは、株式会社ウェブロジックが運営するメール配信システムです。楽メールの最大の特徴は、サーバーに設置する「買取型タイプ」という点です。すでに利用しているサーバーに楽メールを設置することで初期費用さえ払えば、追加の料金がかからず楽メールのシステムを持つことができるのでコストが大幅に削減できます。あまりコストをかけたくない方にはおすすめのシステムです。

料金プラン
・買取型メール配信システム『楽メールEX』 29,800円

・VSP―NEO
http://www.neo-vps.com/

こちらは、ピーアールジャパン株式会社が運営するメール配信システムです。VSPの特徴は、独自のドメインを持てるところです。独自のドメインを持つことで、ASP型(共有サーバー)のように他者に左右されないので迷惑メール指定されることが少なく到達率が高いです。また、独自のドメインを持てるサービスの中でも比較的値段が安いので、独自ドメインを持ちたい方はこちらをおすすめします。

料金プラン
・VSP-NEOエントリー 4,500円
・VSP-NEOブロンズ  5,800円
・VSP-NEOシルバー  12,500円
・VSP-NEOゴールド  19,000円

メルマガ配信システムをいくつか紹介しましたがいかがですか?紹介した以外にも様々な配信サービスがありますので自分に合った配信サービスを利用してみてください。

3-4、メルマガの配信時間はいつ?

配信サービスと契約すれば次はメルマガの配信ですが、実は配信時間がかなり重要で、配信時間によって開封率も違ってきます。メルマガの配信時間を決めるには、読者の生活スタイルをイメージすることです。学生向けか、シニア向けか、ビジネスマン向けかによってそれぞれメールを読む時間が異なってきます。他にも職業によってどの時間帯ならメルマガの開封率が高いかなど異なってきます。

今回はサラリーマンなどの会社員に向けて配信するメルマガを例にして説明していきます。

・8時~10時(通勤時間)
まず、効果的な配信時間の1つが朝の通勤時間です。通勤時間にメールをチェックする人は多いのでこの時間帯は開封率が高くなります。というのも、サラリーマンの大多数の人が通勤に電車を使っていると思います。朝の電車は満員で新聞や本も読みにくくすることと言ったらスマホを見ることぐらいです。周りをみればほとんどの人がスマホを眺めていると思います。ですので、朝の通勤時間は比較的メルマガを開封してもらいやすい時間帯なのです。

・12時~13時(お昼時)
12時~13時はサラリーマンに限らずほとんどの層に効果的な時間です。昼食を食べた後の休憩でスマホ、PCをいじる人は多く、その時間でメールをチェックする人は多いので開封率が上がります

・20時~22時(帰宅後)
帰宅後夕食などを済ませて一息ついた時間はその日見れなかったメールを一気にチェックする人が多いので開封率が上がります。また、上記の2つに比べて時間が多く確保できるのでメールをじっくり読んでもらえます。なので、重要なメールは夜の時間帯に配信すると効果的です。

以上が会社員に向けた効果的な配信時間です。ですが、必ずしもこの時間帯が良いという訳ではありません。自分のメルマガ読者はどの時間帯だと開封率が高いかをリサーチして最も開封率が高い時間に送るようにしてください。(開封時間などは配信サービスの機能で確認できます。)

こちらの記事でメルマガの配信時間について詳しく書いていますので参考にしてください。
メルマガ配信時間、いつが効果的?

4、メルマガを続ける3つの秘訣

「メルマガを始めたけどなかなか続けられない...」「書くネタがない...」
メルマガを始めた多くの人がこの悩みに突き当たると思います。しかし、継続してメルマガを配信することができれば大きな力を発揮します。この章では、メルマガを続けるための3つの秘訣を紹介していきます。

4-1、メルマガのネタを探す方法

メルマガを配信しているとネタがなくなってしまい書くことがなくて続けられないなんてことがあると思います。特にメルマガを始めたばかりの人はこの悩みがかなり多いのではないでしょうか。そんな方のために身近で簡単にメルマガのネタを探す方法を紹介します。

メルマガのネタ探しで一番簡単にできることは、本や雑誌からネタを探すことです。本や雑誌に多くの情報が詰まっているので参考にしやすいです。ただ、本一冊を読むとかなり労力を使うので目次などをみて気になった部分だけを読んでメルマガの参考にしましょう。ここで注意していただきたいのが、本の内容を丸パクリしないことです。本の内容をそのまま書いてしまうと著作権侵害になってしまうので自分の解釈を入れてメルマガを書くようにしてください。

次にメルマガ読者にアンケートを取る方法です。どんなことが知りたいか?どんなことに興味があるのか?などを読者にアンケートを取ってそれに基づいてメルマガを書けばネタにも困らないし、読者のニーズに合ったメルマガを配信することができます。

他にも自社について・商品について、業界のニュース、テレビや映画など身近なところからメルマガのネタを探すことができます。メルマガのネタに困ったら是非上記の方法を活用してください。

4-2、メルマガの必要性を考える

これは、自分のビジネスにとってメルマガがどれだけ重要・必要なのかを理解しているかどうかという事です。メルマガはやったほうが良いと言われて何となく始めた人はメルマガを書く目的が曖昧なので当然長続きしません。メルマガは何のために書いているのか?メルマガを配信することで自分が得られる利益はなにか?というのを明確にするとメルマガは継続できるようになります。分かりやすいように例をあげてみます。

もし、あなたがメルマガを中心にセミナー募集などの集客をしているとします。その場合メルマガをやめてしまったら集客ができなくなってしまいます。また、メルマガで集客できた人達が商品を買ってくれていたのなら、メルマガを配信したことによって売り上げが上がっていることになります。ですので、メルマガをやめてしまったら当然売り上げが下がってしまいますよね。この場合メルマガはあなたにとって必要不可欠な存在です。なので、メルマガ配信をやめる理由がどこにもありません。メルマガはただのメールではなく、売り上げにつながる「仕事」なのです。その部分をしっかり意識してください。

こういった自分にとってのメルマガの必要性を明確にすることでメルマガの継続につながるので、一度自分にとってのメルマガの必要性を考えてみてください。

4-3、テーマを決めて仕組化する

仕事が忙しいとどうしても疎かになってしまうのがメルマガです。「後で書こう...」、「来週でもいいや...」といった風にどんどん先延ばしにしていって気づいたらメルマガを全く配信していないという状態になってしまいます。なので、あらかじめテーマを決めておいて「月曜日には○○の内容を書く、木曜日には...」と仕組化しておけば、毎回テーマ探しから始めなくていいので労力があまりかからずメルマガを書くことができます。メルマガで最も大変なのがテーマ決めなので、常にネタ探しをして、書けるテーマを考えておいてください。

それで、肝心のテーマですが自分の得意分野で書いてみましょう。もちろん読者にメリットがある内容というのは大前提ですが、自分が「これなら書ける!」と思ったテーマで書くことで、知識量も多く、良い文章が書けるので長く続けられることができます。

例えば、マーケティングが得意ならならマーケティングの知識を共有したり、SNS全般が得意ならSNSの効率的な使い方を共有するなど、あらかじめこういったテーマを決めておいて仕組化しておけばメルマガを続けることができるので試してみてください。

5、まとめ

メルマガの全体像を紹介してきましたが、いかがでしたか?

メルマガは小さなコストで大きな力を発揮することができます。また、メルマガは継続するのは難しいですが継続して配信することで更に大きな効果を発揮します。

是非この記事を参考にして成果の出るメルマガを配信してください。

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