商品づくりと情熱の微妙な関係

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『アントレラボ|ビジネスアカデミー』の長嶋です。

今日のテーマは、

『商品づくりで重要なこと』

についてです。

私がある美術展のポスターデザインの仕事をした時の話です。

その美術展は、あるマンガ家の没後50年を記念した企画展で、私自身もとても興味のあるものでした。そのせいもあってか、ポスターデザインもか・な・り、の気合が入っていました。

私を含め、社内のデザイナー3名がそれぞれ案を出し合い社内プレゼンを行いました。気合の入っていた私は5つのデザイン案を提出しました。(他のデザイナーは2案)

結局、その美術展のポスター案は、私のデザインした5案のうちの2案と、もうひとりのデザイナーの1案の計3案でいくことになりました。

社内での評価も良かったし自分自身もかなり気合を入れて作ったということもあったので、私のデザインした2案のどちらかで決まるだろうと思っていました。

が、しかし!

クライアントの下した結論は、満場一致、しかも即決で、私のデザインしたものではなくもうひとりのデザイナーの1案のほうでした。

満場一致…

しかも即決(泣)

で、私のデザイン案のクライアントの評価は…

『やりすぎ』、
『凝りすぎ』、
『そこまでのデザインを求めていない』

という評価でした…。

この経験から私は、

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思い入れ(情熱)が強ければ強いほど
クライアントを無視した
自分本位なデザイン(商品)になってしまう
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ということを学びました。

弊社では、何で起業したらいいか迷っているという方に対して、

『情熱的になれること』
『ワクワクすること』

という点に重点を置き考えましょう、と言っています。

起業のネタを探す際は『情熱』『ワクワク』は重要なキーワードとなります。

しかし、商品づくりにおいては『情熱』『ワクワク』は一旦、脇に置き、

『商品は自分本位になっていないか?』
『クライアントや見込み客にちゃんと
価値提供ができているか』

という点を重要視してみてください。

商品づくりの時は起業時の『情熱』のまま、ただ突っ走るのではなく、商品が自分本位にならないように、クライアントや見込み客に

何が知りたいか?
何が悩みか?

アンケートや聞き取りを行い、クライアントの視点に立って商品を作ることが大切です。

『アントレラボ|ビジネスアカデミー』 
長嶋一輝

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