クローズドクエスチョンにもメリット有!会話を広げる質問例と活用法

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クローズドクエスチョンとは、yes/noで答えられるような、答える方法や回答範囲が限られている質問の仕方です。

クローズドクエスチョンは一般的に、会話を盛り上げるためには活用されないと思われがちですが、クローズドクエスチョンにも、いくつものメリットがあります。実は、クローズドクエスチョンをうまく使うことで、相手との会話を広げるきっかけになるのです。また、質問者が話題を決定することができるため、会話をコントロールできます。

そこで、この記事では、その質問例や活用法を詳しく解説していきます。

-目次-
1.クローズド・クエスチョンとは
2.クローズド・クエスチョンが有効なシーンと活用法
 2-1.初対面の人とすぐに打ち解ける
 2-2.相手の同意を得ながら話題を運ぶ
 2-3.会議などで話題をコントロールする
3.クローズド・クエスチョンの4つのメリット
4.クローズド・クエスチョンの2つのデメリット
5.もうひとつの質問:オープン・クエスチョン
6.クローズド・クエスチョンを活用する際の注意点
 6-1.「YES」をとればいいという落とし穴
 6-2.まずは一般的なことを聞いて答えやすくする
7.盛り上がる会話の流れを作る
8.まとめ

1.クローズド・クエスチョンとは

クローズド・クエスチョンの答えは「yes/no」の二者択一です。よって相手は、すぐに答えを出すことができます。

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2.クローズド・クエスチョンが有効な3つのシーンと活用法

では、どのようなシーンでクローズド・クエスチョンが有効であるのか、詳しく見ていきましょう。

2-1.初対面の人とすぐに打ち解ける

初対面の人と打ち解けるためにとても重要なことは、相手に安心感を持ってもらうことです。そのために、まずはクローズド・クエスチョンをして、相手の安心感を得ましょう。

具体的には、クローズド・クエスチョンを繰り返して「yes」という答えをもらうことが有効です。そして、「yes」と同意してもらうことで共感できるポイントがたくさんある相手だと認識してもらうのです。

そのために、相手に同意してもらうことを繰り返すことが有効です。

以前放送されていたお昼の番組では、出演者が観客へ向かって「今日もいい天気ですね!」「そうですね!」という会話を何回か繰り返している、というのをご覧になった方も多いことでしょう。

観客も知っている周知の事実を投げかけ「yes」という答えを得ることで、観客との信頼関係を築いているのです。

2-2.相手の同意を得ながら話題を運ぶ

以下のようなフレーズを使うと、相手の同意を得ながら、スムーズに話題を運ぶことができます。

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そして、内容を聞いた後は、必ず自分が認識をしたことを繰り返して確認を取りましょう。そのことによって認識のズレを防ぐことができます。

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また、顧客から即答できない要望を伝えられたときなどは「確認しますのでお待ちください」と一方的に伝えるよりも次のフレーズの方が印象がよいでしょう。

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2-3.会議などで話題をコントロールする

議論を行う前に、その前提として確認しておきたいことがあるときもクローズド・クエスチョンが活用できます。

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また、相手に自由な発言を促さず、自分が話題などをコントロールしたい場合には、返答が「yes/no」で限定されるクローズド・クエスチョンが有効です。

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議題に対して自由に発言をした後、会議をまとめていく際にも使います。

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3.クローズド・クエスチョンのメリット

上記の3つのシーンで見たように、クローズド・クエスチョンのメリットは、大きく4つあります。

・相手から答えを素早く得ることができる
・事実を明確にすることができる
・コミットメントを得られる
・話題をコントロールできる

「引き受けてくれるか?」という問いに対して、「もちろんです」という答えると本人も「やろう!」と決意を新たにするでしょう。このようにコミットメントを得たい場面で活用できます。

4.クローズド・クエスチョンの2つのデメリット

一方、デメリットは以下の2つです。

・質問され続けると尋問されているように感じる
・クローズド・クエスチョンだけでは会話が広がらない

クローズド・クエスチョンは答えが「yes/no」で完結します。親しい仲でないと、そのひとことの答えで終わってしまいます。よって、クローズ・ドクエスチョンのみで盛り上がる会話をすることは難しくなります。

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5.もうひとつの質問の種類:オープン・クエスチョン

質問の種類にはもうひとつ「オープン・クエスチョン」というものがあります。

オープン・クエスチョンは、「はい、いいえ」などの回答範囲を設けずに、相手が自由に返答できる質問を指します。具体的には、「5W1H」=「when(いつ)where(どこで)who(誰)what(何)why(なぜ)how(どうやって)」の6つの疑問符を使った質問です。

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オープン・クエスチョンの1番のメリットは、話し手は自由に回答することができるため、相手から幅広い答えを引き出すことができる点です。

デメリットとしては、答えを得るまでに時間がかかったり、質問の内容によっては相手との信頼関係が必要となり、うまく答えが返ってこないということが起こりえます。

詳しくは「オープンクエスチョンを使って、効果的に会話を盛り上げる方法」を参照してください。

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6.クローズド・クエスチョンを活用する際の注意点

初対面の人とすぐに打ち解けるためにクローズド・クエスチョンをつかう際に注意をしたいことは、同意をとる「yes」を言わせようと思わないことです。

また、答えやすいクローズド・クエスチョンとそうでないものがあります。相手が答えやすいテーマを選ぶこともポイントです。

6−1.「YES」をとればいいという落とし穴

相手に「YES」と言ってもらうの本来の目的は、相手と共感できるポイントを積み重ね、そのことによって話をしてもいい、安全な相手だと認識してもらうことです。

「YES」をとる会話が出来る人は、相手と共有できる事柄を見つけるのが上手な人です。相手はこう思っているかもしれない、と相手の立場に立てるということが大切です。

しかしながら、一般的に「人はYESを繰り返すことで次の言葉を断りづらくなる」とも言われています。これには大きな落とし穴があります。

「YES」を言わせようとしているな、ということを人は無意識に感じます。「ここから先は踏み込まないで欲しい」という気持ちは人はみな無意識的に持っています。だからこそ、人は共感を求める性質があり、男女問わず、同じような考えを持つ相手に対して安心を覚えます。

「この人は私を傷つけない。大丈夫だ」と意識にあがらない程度で感じてもらえたとき、安心感が生まれるのです。そのことで相手が心を開いてくれる、ということが相手の「YES」を積み上げる本質なのです。

6−2.まずは一般的なことを聞いて答えやすくする

信頼関係が構築できていない相手であれば、まずは「一般的・非個人的なこと」なことから入っていきましょう。このときに最も重要なことは、主観ではなく客観的な事実のみを伝えることによってより相手の同意を得やすくなります。

続いて相手に関することを投げかけます。

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7.盛り上がる会話の流れを作る

クローズド・クエスチョンを使って、相手との信頼関係が築けたら、次はクローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョンを組み合わせることによって、スムーズで途切れない会話の流れを作ることができます。

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会話のスタートはクローズド・クエスチョンから入り、オープン・クエスチョンで会話を広げていきます。これを繰り返すことで、会話がどんどん広がり、相手のことをより知ることができます。結果、話題をコントロールできます。

この流れを意識すると以下のような流れになります。

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8.まとめ

クローズド・クエスチョンも適切な使い方をすることによって、会話を盛り上げる場を作り上げるのにとても有効です。

ぜひ会話の流れの図を意識して、積極的に活用してみてください。

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森本 菜都美

森本 菜都美

株式会社コンサルタントラボラトリー コーチ、サポート&プロモーション担当

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